パオ=包む
その名のとおり、ゴ○ブリを 泡で固めて包みます。
私は、ゴ○ブリが 大の苦手…。
フルネーム(?)で書くのさえ、嫌です。
ゴ○ブリに限らず、昆虫の幾節にも折れ曲がった あの細~い足が…嫌ぁ~ッッ!
実家にいた頃は、ゴ○ブリが出現する度に 大声で助けを求めていました…。
たいていの場合、兄がスリッパを片手に SWATの様に突入してくれていました。
兄が 研修で1年間名古屋に行く時に、こう言ったものです…。
「 お前、俺が名古屋に行って 居なくなったらどうするんだよ…。」
兄は、「 ゴ○ブリに立ち向かう 勇気を奮い起こせ。」 と言いたかったのでしょうね…。
そんな兄の忠告空しく、兄が旅立った後 新たなSWAT隊員となったのは、母でした。
結婚してから、SWAT隊員は 夫の役目となりました。
それなのに、ゴ○ブリは 夫の居ない時を見計らっているかの様に、私が一人で居る時に カサコソと出現します。
スリッパ攻撃なんて、とてもじゃないけれども出来ません…。
殺虫剤を噴霧して 退治出来たとしても、ティッシュを何枚重ねようと 怖くて掴めません…。
ですから、見て見ぬふりをします。
とはいえ、1度姿を見てしまったら 何処かに居ることは分かっているので、ず~っと ビクビク…。
そんな私をあざ笑うかの様に、ゴ○ブリは現れては消え、現れては消えるのです。
ム~ッ、憎たらしい!
そこで、ゴキパオの登場です。
「 チキン女め。」 と 今まで私を馬鹿にして(?)、我が家を闊歩していたゴ○ブリも、とうとう年貢の納め時です。
ゴキパオを振り振り近付き、隙を見てシューッ!!
ゴ○ブリは、白い大きな繭玉に包まれ 窒息します。
その後は、ちょっと時間を置いて ぽわんと固まった繭玉の端を摘まんでポイッ!!
ゴキパオを発明した方には、“ ノーベル心の平和賞 ” を授与したいと思います。
( そんな部門はありません…。)
欲を言えば、絨毯でも使えるタイプを発明して頂きたいのですけれども…。
ゴキパオの2段攻撃。
さすが、
3代目SWAT隊員…。