地面が出来たので、次は先のグーグルアースの画像をあくまで参考にしながら、雑草と灌木を“植えて”いきます。
①雑草
鉄道模型のジオラマ製作に使われる芝生素材を、グラスアプリケーター(静電気発生装置)を使って撒いていきます。
グラスアプリケーターは静電気を起こして芝生素材を立たせる専用器具なんですが、メーカー品だとびっくりするようなお値段がします。
さすがに買う気にならず、アマゾンで検索すると類似の格安中華製品が腐るほどあふれるほど出品されてます。(しかも見た目は同じなのに、メーカー名が違うという不思議な商品)
評価も、“使い物にならない”、“そこそこ使える”に分かれてますが、騙されたと思って購入しました。
この商品の注意事項として、間違って金属の蓋部分を触るもんなら悶絶級に痺れるので通電中は“触っちゃダメ!”らしく、どうやら基盤に昇圧回路が組み込まれて、1000V以上になってるようですが…痺れるというか危険なシロモノではないかと。
で、先に作ったベースにマットメディウムを草の生える所に塗布します。
そこに、4mmや6mmの濃緑、鮮緑、枯緑等の芝生素材をグラスアプリケーターに入れて撒いていきます。(青のりをふりかけたお好み焼きみたいになります)
その後、乾いたらベースを逆さにして、付いてない芝生素材を払い落とします。
で、使った感想は…たしかにそこそこ使えるかも…(笑)
思ったほど草は立ってませんが、でもなんかそれなりに雰囲気はあるからいいかなと。
このあと、“雑草”にダークアースとバフを調色したものをまばらにエアブラシして色調を落とし、最後に不自然な芝生素材のツヤを消すため、つや消しクリアで処理しました。
②灌木(1)
灌木とは、丈の低い植物・低木のことです。
これも、鉄道模型のジオラマ製作に使われる素材を使います。
これを適度な大きさにちぎって、マットメディウムで、それらしく接着していきます。
③灌木(2)
灌木(1)だけだと単調になるので、背丈のある灌木という別素材を使います。
これは葉の部分がしっかり表現されていて面白い素材です。
これも適量束ねて、マットメディウムで固定していきます。
ここまでくると、かなり“らしく”なってきました。
次回は樹木を”植えて”いきます。