小春日和の冬の陽射しを体中いっぱいに受けて、落ち葉に覆われた高尾山を
歩いてきました。キジョラン(鬼女蘭)とテイカカズラ(定家蔓)の種が落ち葉の上に
沢山落ちていました。頭上を見上げると、木に絡みついたキジョランの蔓に
アケビの実のような実がなっていて、そこには種があふれるほど付いていました。
(写真は遠すぎて写せませんでした)
テイカカズラの種 (キョウチクトウ科)
キジョランの種 (ガガイモ科)
小春日和の冬の陽射しを体中いっぱいに受けて、落ち葉に覆われた高尾山を
歩いてきました。キジョラン(鬼女蘭)とテイカカズラ(定家蔓)の種が落ち葉の上に
沢山落ちていました。頭上を見上げると、木に絡みついたキジョランの蔓に
アケビの実のような実がなっていて、そこには種があふれるほど付いていました。
(写真は遠すぎて写せませんでした)
テイカカズラの種 (キョウチクトウ科)
キジョランの種 (ガガイモ科)
異なる種類なんですね。
素晴らしいアングルでの撮影で、キラキラと光ファイバーのようです。
シダの緑との対比が、真っ白い羽毛のような種が鮮やかに....
植物の生命力と言うか逞しさ、子孫繁栄の執念が創り出した芸術品?ですね
キジョランもテイカカズラも本当に光ファイバーのような光を持った羽毛ですね。
鬼女蘭の蔓にぶら下がっている”実”をみると種が沢山入っていて本当に鬼女のように
白髪を振り乱していました。
テイカカズラは藤原定家にまつわる名前の由来があります。
毎日寒いですね。
植物達も子孫を残す為に凄い努力をしているのですね。秋になると赤い実が多くなるのも
鳥たちに目立つ色をつけて運んでもらう為だそうですが、凄いですね。
物静かな老女と気性の激しい老女。この対比も面白い。
身近に豊かな自然があるのは羨ましいです。
最高気温が6度の予想で、真冬でもこんな気温は珍しいです。
テイカカズラの花の名前の由来は、
後白河上皇のお姫様に藤原定家が恋をしたのですが、病弱な姫様との恋は叶うことなく終わってしまい、カズラの蔓がそのお墓にまとわりついたと言う謂れがあるそうです。
そんな花の謂れから物静かな老女の白髪を
イメージするのでしょうね。
そうだったのですか、定家からきているのですか。
ひ弱で美しいお姫様は、彼岸の彼方で定家の翻弄された人生を見ていたのでしょうか。
寒空に このフアフアは暖かく感じられますよね。
本当に いつも珍しい物ばかり見せて貰ってありがと
そこから色々なことが想像できて、藤原定家
の和歌までが好きになってきます。