6月だと言うのに猛暑日が続いて、今年も昨年と同じような夏になるのではと気がもめます。
電力節減と言う厳しい中で、熱中症を心配しながらの毎日になりそうです。
梅雨の晴れ間を利用して、高尾山を歩いてきました。今回も一人のんびりとカメラを片手の
ゆっくり歩きでした。吊橋のある4号路から頂上を目指すつもりです。
浄心門の所から右に入りました。
森の中は爽やかな風が吹きぬけ、小鳥達のさえずりが響き渡っていました。
浄心門
ヤマアジサイ
4号路登山道
4号路に掛かる吊橋
吊橋の下には白く色変わりしてきたマタタビの木が見えました。
吊橋の先の登山道は粘土質のぬかるみが続いています。その先のことを考えると
山頂まで坂道が続くので、スベっても困ると思いここで引き返しました。
こんな時一人はきらくです。1号路に戻って先を急ぎました。
ギンリョウソウ(銀竜草) イチヤクソウ科
ユウレイバナとも言われる腐生植物
高尾山でこれだけ大量の塊を見たのは初めてです。
アカショウマ
キヨスミウツボ (清澄うつぼ) ハマウツボ科
寄生植物
ギンリョウソウもキヨスミウツボも湿気のある薄暗い所に出る植物で、毎年同じ所に
出るとは限りません。キヨスミウツボも今までにこれだけの塊は見ませんでした。
腐生植物・・・菌類を形成し生活に必要な有機物を菌類から得ること
で生活する植物 ギンリョウソウ等
寄生植物・・・他の植物に寄生して栄養分を吸収して生育する植物
ナンバンギセル・ハマウツボ・キヨスミウツボ等
イチヤクソウ ( 写真は2枚ともボケてしまいました )
ユキノシタ
テイカカズラ
テイカカズラの花の由来
平安時代、藤原定家は後白河上皇の第3内親王に激しい恋をしました。 ところがその第3内親王(名前は忘れました)はとても病弱で、早くに亡くなってしまい、余りの 悲しさに藤原定家はそのお墓に蔓となってまといついたのだそうです。
それからテイカカズラと呼ばれるようになりました。
植物観察会のとき講師の方に教えていただきました。
山の中はとても気持ちよく暑さを感じることもありませんでした。
アジサイもこれからです。
山の登り口の斜面に涼しい色のアジサイが沢山咲いていました。
この日見た花でどうしても花の名前が解りません。とても小さな花でした。4号路の木の下にぶら下がるようにして咲いていました。
ご存知の方は名前を教えてください。
追記
花の名前が解りました。アワブキ科 ミヤマハハソです。
ハハソとはコナラの呼び名です。
一華黄薫様から教えて頂きました。