アイスランド火山噴火 一部の空港再開も、英・ロンドンなど主要空港の閉鎖続く
4月20日17時27分配信 フジテレビ
アイスランドの火山灰によるヨーロッパの空の混乱は5日目に
入り、一部の空港が再開したものの、ロンドンなど主要な空港は
閉鎖したままとなっている。
こうした中、アメリカのメディアが、噴火の続く火山の様子を
取材した。
ドイツ・フランクフルト空港では、4日ぶりのフライトの再開とあって、
チェックインを待つ人の表情にも安堵(あんど)感が漂っていた。
ドイツのフランクフルト空港やイタリアのローマでは19日、
一部の航空便の運航が再開された。
ローマでは、3日ぶりに日本への路線も再開され、日本航空の
成田行きなど3便が、乗客およそ1,000人を乗せ
日本へ向かった。
一方、EU(ヨーロッパ連合)は19日、緊急の運輸相理事会で、
各国の飛行制限を段階的に緩和していくことで合意した。
こうした中、アメリカメディアが18日、噴火の続くアイスランドの噴火口近くを取材した。
アメリカのメディアは「噴火口から、もくもくと噴煙が
上がっています。辺りは静かです」と伝えた。
1秒あたり750トンの火山灰が降る火山付近の町では、
昼間でも視界は暗く、植物もすっかり灰に埋もれてしまっている。
降り積もった灰は、この数日間で渇き、コンクリートのように
固くなってしまっている。
火山の活動が再び活発になっているとの情報もあり、
風向きによっては、空港の再閉鎖の可能性もある。
でも 焦って 大事故にならないよう 慎重に 再開して欲しいです。