フランク・ロイド・ライトが設計した建物という事で、
前から楽しみにしていたグッゲンハイム美術館に行ってきました。
凄かった!
例によって何も調べていかなかったので、何の展覧会だったのかは帰ってから知ったんですが
↓
ツァイ・グオチャン氏の作品展
Cai Guo-Qiang : I Want to Beleave
グッゲンハイム美術館
(ライトの建築かー、素敵~♪)
と、メインロビーで吹き抜けの天井を見上げることしきり…。
この美術館面白いんですね。
壁際に通路が螺旋状に上がっていって、その細い通路が展示スペース。
天井からぶら下がった車から火花のような電飾が飛び出ていて、
なんだかチープな様にも思えましたけど、
作品展を観終わってみると、なるほど
火薬を使ったアートも手掛けるこの人の作品を予め暗示させるものだったんですね。
1階は、矢がつき刺さりまくりのトラ
2階は、オオカミの群れ
上の方の階では、火薬を使った作品中心。
爆破させて布に描いた絵や、屋内に展示できないような作品
どこかの田舎や街中のビルに仕掛けた様子を映像で流していたり…。
爆音とともに、配線を凄い勢いで走っていく火花を見るのは、むしろ爽快な感じまでしました。
それぞれスタイルが違うのに、何か一貫して…社会的に暗い感じのテーマが根底に流れてるのが伝わってきて。
しかも、美術館一つまるごと任されて、これだけの人達を納得させられるなんて
なんて凄い人なんだろう と思ってネットで検索してみたら、
北京オリンピックのプロデューサーを任されるような
めちゃめちゃメジャーな方だったんですね(笑)
しかも、日本に滞在していた時期もあり、日本から有名になったような人なんですね~。
ちょっとイってしまってる感じな人みたいだけど
感動的、衝撃的な作品展でした。
オオカミ
http://jp.youtube.com/watch?v=MO0mdBnkxds
ブラックレンボウ
http://jp.youtube.com/watch?v=Pgd-IUArcBk
http://jp.youtube.com/watch?v=77BY1JntZBs