マルタで一番見ごたえがあり、かつ、体力を消耗したのは、ラバトにある聖1ウロ教会の洞窟(カタコンベ)です。
地下に降りていくと、廊下が掘ってあり、その片側、若しくは両側にいくつもの部屋があり、時には人一人がやっと通れるぐらいの階段を上っていくと、また迷路のように回廊が続き、あまりの洞窟部屋の多さとその複雑さにめまいがするくらいです。ここには1000個の地下墓地があるそうです。
中でも心に残った部屋は、生者が死者との最後のお別れの食事をする部屋でした。、そこには石をくりぬいた丸いテーブルらしきものがあって、ここで、会葬者たちがお別れの食事をしたいうことです。このテーブルの名前はアガペー・テーブルといい、大体4世紀から6世紀ぐらいにキリスト教徒が死ぬと、 . . . Read more