ことば咀嚼日記

日々読んだ活字を自分の頭でムシャクシャ、時にはゴックン、時には、サクサク咀嚼する日記

船王 眉山

2020-08-21 | 日記
眉(まよ)のごと 雲居に見ゆる 阿波の山 懸けて漕ぐ舟 泊り知らずも 船王 (ふねのおおきみ ふなおう)   眉のような形の山が雲の間から見える 阿波の山 めがけて漕ぎ行く舟に停泊する港もない すだちの箱の中に入っていた紙にあった歌。 万葉集の中の一首で、船王(ふねのおおきみ、もしくはふなおう)という人の歌だそうです。この人は、女帝・孝謙天皇 . . . Read more