ことば咀嚼日記

日々読んだ活字を自分の頭でムシャクシャ、時にはゴックン、時には、サクサク咀嚼する日記

鰻本位性終結宣言

2014-03-01 | 日記
ビットコインが破綻しました。
マウント・ゴックス銀行社長が、可愛い日本語で「破綻してすまん!」と謝っていました。
日本語はなかなか上手だけど、謝るときの表情をもっと深刻に見えるように練習した方がいいです。社長の福福しい顔と体型を見ていると、まだまだ懲りずに名前を変えて、出てきそうな予感がします。たぶんダミーでしょうが、思ったより、いろいろ弱そうな人でした。

なぜ私がこんなにビットコインに注目しているかというと、ビットコインがデビューしたと同時に、それにヒントを得て鰻貯金を始めたからです。ビットコインと鰻貯金の共通点は、どちらもバーチャル通貨だということです。
相違点は、ビットコインは、実際の通貨との交換が可能なシステムを取り入れたのに対して、鰻貯金は、利益分は、鰻としか交換できないところです。誰が決めたかというと、私の脳内のバーチャルシステムが腹の本能に働きかけて、出来上がりました。

で、ビットコインが破綻したのをきっかけに、鰻貯金の貯金箱を割ることにしました。もちろん脳内でガッチャーンと割っただけですが、割れた時、鰻の蒲焼の芳香がプーンと漂いました。

鰻貯金を開始してから、これまでに「鰻を食べたつもりで我慢した貯金」の2013年4月から2年間の結果ですが、推定20回ぐらい鰻をあきらめました。その中の2回は「今日こそは禁を破って食べるぞ」と鰻屋に皆で乗り付けたものの、店が運よく休みだったものも含めます。
開始時、鰻重一人前3150円だったのが、3850円(これでもお店はそうとう勉強している)にまで上がったので、単純計算、総額で77000円貯金できました。うち、鰻価格の上昇による利益分は14000円です。
鰻をあきらめたことで、こんなに節約でき、体につくカロリーも節約でき、ただでさえ少なくなっている鰻の世界的現象に歯止めをかけるという絶滅種保護という面での貢献ができました。

今年は、利益分で鰻を皆にふるまい、あとは自分の勉強に投資して、頑張ろうと思います。
ビットコインの社長、ありがとう!また新しく出直していろいろヒントをくださいね。今度は何本位性になるでしょうか?できれば、もっと人間の本能に訴えかけるもので再デビューしてください。