ことば咀嚼日記

日々読んだ活字を自分の頭でムシャクシャ、時にはゴックン、時には、サクサク咀嚼する日記

新宮 俳句

2012-10-05 | 日記

切りの蜜柑リュックに路地歩く

絵馬涼し娘の書きし願い事

飛蚊症いづこにか消ゆ秋の海

鰯雲さながらにして夜半の月

掃き清む台風過ぎし大社の杜

浮島に民家迫り来秋の暮れ


旅の記憶を忘れないように思いつくままに。
記憶はどんどん沈潜していって取り戻すのが難しくなりつつありますから。