左虫
2010-08-22 | 日記
今年は何故か左半身だけ、虫に喰われるという難に遭っている。
「左虫の災い」と名づけて早1ヶ月。
昨年、買っておいてほとんど使っていなかった36枚入りの虫パッチもすでに使い果たし、今年新たにまた24枚入りを買ったが、もうなくなった。
薬局一高かったかゆみ止めクリームもなくなってしまったため、この際、家に眠っていたしみ消しクリーム(Wビタミン配合)、薄荷油、にきび後消しクリームなど、すべて動員してことに当たっている。
幸い、痒みには鈍感な体質らしく、めちゃくちゃ痒いわけではないのだが、真っ赤に腫れ上がっている山が三つ、四つ、五つ、六つとなると、外見上、早く赤みを取りたくて、薬を塗ることになる。
左太ももの内側から始まって、左腕の内側、外側、そして最近では左肩から背中にかけて、まるで子供の虎の片手の肉球が置かれたかのように、螺旋を描いてきれいに四箇所の噛み跡が、そして肉球の親指の位置にもひとつだけ噛み跡がついていて、見事な配置具合に、薬を塗る家族も感心している。ここは自分ではとても塗りにくいところだから、家族がいてよかった。
蚊によるものばかりと思い、電気蚊取り、渦巻き蚊取り、虫コナーズを網戸につるし、頑張っていたが、それでも刺され、ひょっとしたら飼い猫のノミかダニかと思い、猫を病院に連れて行った。
受付で、「猫さんは痒がっていますか」との問いに、「いや、猫は特に。私が痒いんです」というと、とりあえず、ノミダニチェックをしてくれた。結果は「微妙ですね」。毛の色が黒いとノミがいてもわかりにくいらしいし、蚤の数が少なくても発見しにくいらしい。
はっきりと虫は見つからなかったが、虫の糞のような丸い屑が見つかったということで、予防のために首筋に虫よけスポットの薬を施してもらう。
「私が刺されたところは放射線状に、連続して刺されてあって、跡がプクッと直径二センチぐらいの山形に膨らんでいるんです」というと、先生はそれは人間がネコノミに刺されたときの状況とは違うと言う。
「ネコノミはもうすこし小さくて、そんなに盛り上がらないから、別の虫じゃないかな」
よっぽど、刺し跡を診てもらいたかったけれど、場所が場所だけに、Tシャツをまくりあげるわけにもいかないし、場所が場所だけに、ここは獣医だし・・・
猫は微妙。となると・・・・・犯人は?
まあ明日皮膚科に行けば分かると思うけど、新種の「左虫」という虫だったら、面白い。
しかし今日もまた刺されるのかと思うと、寝るのが憂鬱になってきた。
寝室に掃除機をかけ、虫除け剤を噴射し、しばらくして再度掃除機をかけ(死骸を掃除したつもり)、布団を干し、シーツを洗った。
今日の実験は、枕の位置を上下逆にして、寝てみたら、今度は右半身が刺されるだろうか。
そうだったら「左虫」ではなく、ただの虫だけど、また左半身だけ刺されるとしたら、やはり「左虫」だろうか。それとも私の左半身から何か虫を引き付ける強力なオーラが出ているのだろうか。
「左虫の災い」と名づけて早1ヶ月。
昨年、買っておいてほとんど使っていなかった36枚入りの虫パッチもすでに使い果たし、今年新たにまた24枚入りを買ったが、もうなくなった。
薬局一高かったかゆみ止めクリームもなくなってしまったため、この際、家に眠っていたしみ消しクリーム(Wビタミン配合)、薄荷油、にきび後消しクリームなど、すべて動員してことに当たっている。
幸い、痒みには鈍感な体質らしく、めちゃくちゃ痒いわけではないのだが、真っ赤に腫れ上がっている山が三つ、四つ、五つ、六つとなると、外見上、早く赤みを取りたくて、薬を塗ることになる。
左太ももの内側から始まって、左腕の内側、外側、そして最近では左肩から背中にかけて、まるで子供の虎の片手の肉球が置かれたかのように、螺旋を描いてきれいに四箇所の噛み跡が、そして肉球の親指の位置にもひとつだけ噛み跡がついていて、見事な配置具合に、薬を塗る家族も感心している。ここは自分ではとても塗りにくいところだから、家族がいてよかった。
蚊によるものばかりと思い、電気蚊取り、渦巻き蚊取り、虫コナーズを網戸につるし、頑張っていたが、それでも刺され、ひょっとしたら飼い猫のノミかダニかと思い、猫を病院に連れて行った。
受付で、「猫さんは痒がっていますか」との問いに、「いや、猫は特に。私が痒いんです」というと、とりあえず、ノミダニチェックをしてくれた。結果は「微妙ですね」。毛の色が黒いとノミがいてもわかりにくいらしいし、蚤の数が少なくても発見しにくいらしい。
はっきりと虫は見つからなかったが、虫の糞のような丸い屑が見つかったということで、予防のために首筋に虫よけスポットの薬を施してもらう。
「私が刺されたところは放射線状に、連続して刺されてあって、跡がプクッと直径二センチぐらいの山形に膨らんでいるんです」というと、先生はそれは人間がネコノミに刺されたときの状況とは違うと言う。
「ネコノミはもうすこし小さくて、そんなに盛り上がらないから、別の虫じゃないかな」
よっぽど、刺し跡を診てもらいたかったけれど、場所が場所だけに、Tシャツをまくりあげるわけにもいかないし、場所が場所だけに、ここは獣医だし・・・
猫は微妙。となると・・・・・犯人は?
まあ明日皮膚科に行けば分かると思うけど、新種の「左虫」という虫だったら、面白い。
しかし今日もまた刺されるのかと思うと、寝るのが憂鬱になってきた。
寝室に掃除機をかけ、虫除け剤を噴射し、しばらくして再度掃除機をかけ(死骸を掃除したつもり)、布団を干し、シーツを洗った。
今日の実験は、枕の位置を上下逆にして、寝てみたら、今度は右半身が刺されるだろうか。
そうだったら「左虫」ではなく、ただの虫だけど、また左半身だけ刺されるとしたら、やはり「左虫」だろうか。それとも私の左半身から何か虫を引き付ける強力なオーラが出ているのだろうか。