ことば咀嚼日記

日々読んだ活字を自分の頭でムシャクシャ、時にはゴックン、時には、サクサク咀嚼する日記

俳句病み 疲れしときの 短歌かな

2011-05-24 | 日記
  
  雨上がり雲の切れ目に日は落ちて 
        田面のさざなみ明るきあした


  熊笹の露しだれ落ちし足元の 
        スニーカーころころ 水玉はじく

  キャンパスの 車置き場に 一匹ずつ
        猫が座りて 餌待つ夕暮れ

  
  帰り来ば 門柱に鎮座す ぬばたまの
       家のクロちゃん 青葉の陰に

  
  俳句より 短歌はやさし 思ふこと
       つらつら綴れば もうそれが歌

  俳句には 突き詰めてゆく 苦しさと
       喜び交差す 縄目のごとく

  いい加減 仕事に専念しなければ 焦る心に 
      なぜか小説 手に取るゆうべ

ナガサキに 行ってみたしや この我も
      頭の中の・・・・もうほんとにやめとこ!しごとしよ!