ことば咀嚼日記

日々読んだ活字を自分の頭でムシャクシャ、時にはゴックン、時には、サクサク咀嚼する日記

鳥が可愛いです

2014-02-11 | 日記
俳句をするようになってから、鳥が好きになりました。雀が枯れ葎の細い枝に軽々と乗って移動する様や、セキレイがこっちにツツと歩み寄ってくれたりすると、可愛くて可愛くてたまりません。でも一番好きな鳥はカラスです。カラスの鳴き声で朝目が覚めると、今日はいいことありそうだ、と布団から飛び出る勇気がでます。
カラスは一般的には嫌われ者ですが、函館に行ったとき、函館駅のターミナルで、鳩もカラスも同じように、町の人からえさをもらっているのを見て、カラスを鳩と同じように可愛がる北海道の人に感心しました。
北大のキャンパスの一角にあるベンチでソフトクリームをなめていた時、隣に人二人分ぐらいの距離を空けて、大きなカラスが座ってきて、ちらちらとこちらの様子を伺っていたのですが、最後まで強硬には欲しがらず、「もしよかったら少しくれないかなぁ」といった感じで控えめなところも好ましいです。そのときは、もしこの子にあげたら、どんどん仲間がよってきたりして、それはちょっと困ると思い、「悪いけど、あげられないわ」と言ったら、隣のベンチの方にカラスは行ってしまいました。
そんなこんなで、散歩中は、樹だけでなく、鳥の姿をストーカーのように物陰からじっと眺めるようになりました。
でも鳥って、視線を感じると、さっと飛び立ってしまいますね。鳥に嫌われないように、もっとすがすがしく歩かねば!