ことば咀嚼日記

日々読んだ活字を自分の頭でムシャクシャ、時にはゴックン、時には、サクサク咀嚼する日記

無理は厳禁

2011-06-26 | 日記
教会では使徒言行録を読んでいて、今日は、ペテロが異邦人伝道をするに当たって、最後の難関とされた「異邦人との食事」をいかにクリアーしたかというところだった。

昔、ユダヤ人は、その他の民とは食事を一緒にしないという掟があったそうで、つまりユダヤの律法によって「あれ食べちゃだめ、これ食べると穢れる」という決まりが複雑にあったそうな。
しかし異邦人伝道に当たって、そんなことを言っていたら、主の食卓を一緒に囲むこともできない・・・

異邦人伝道が本当に神の御心なのだろうか・・・・とペテロが悩んでいる時。
以下聖書より引用。

「翌日、この三人が旅をしてヤッファの町に近づいたころ、ペトロは祈るため屋上に上がった。昼の十二時ごろである。彼は空腹を覚え、何か食べたいと思った。人々が食事の準備をしているうちに、ペトロは我を忘れたようになり、天が開き、大きな布のような入れ物が、四隅でつるされて、地上に下りて来るのを見た。その中には、あらゆる獣、地を這うもの、空の鳥が入っていた。そして、「ペトロよ、身を起こし、屠って食べなさい」と言う声がした。しかし、ペトロは言った。「主よ、とんでもないことです。清くない物、汚れた物は何一つ食べたことがありません。」すると、また声が聞こえてきた。「神が清めた物を、清くないなどと、あなたは言ってはならない。」
 

礼拝堂で、説教を聴いている私にも、四隅をつるされた布の中に、「ステーキ、フライドチキン、トンカツ」が入っているのが見えました。
もちろん幻ですが。

この後、ペテロは、異邦人であるコルネリウスのところに赴くこととなり、そこで異邦人に洗礼をさずけます。つまり、ペテロがみた布の幻は、異邦人伝道に対する主のゴーサインだったという話ですが、食べ物の話はリアルに頭に焼きつきますね。


アンパン、ソフトクリーム、大福・・・・・

ちょっとこれからアイスクリームを食べに行ってきます。