ことば咀嚼日記

日々読んだ活字を自分の頭でムシャクシャ、時にはゴックン、時には、サクサク咀嚼する日記

傾くかもと心配した渦潮船

2017-05-01 | 日記
鳴門の渦潮船に乗ってみました。
本日最大の渦が見られる14時20分の船に2分乗り遅れ、15時の船に乗りました。ほとんどがが中国から来た人たち。乗船時間は30分ぐらいなので船室に入る人はほとんどいません。デッキに立って、というか、張り付いて見ます。
見所は鳴門大橋の下あたり。少しピークを過ぎましたが、かなり大きな渦があちらにもこちらにも。先に行った別の船が渦の中でぐるぐるまわされている様は見ごたえがありました。皆さん、潮を指差し、「ホレそこ!」「すっげー」(中国語)と大歓声。ものすごくノリが良くて私も興奮して来ました。
さて、引き返す段になると、係りの人が「今度は反対側のデッキで見れますよ~」と日本語で叫びました。みんな日本語がわからないはずなのに、「おー」とどよめき、一斉に反対側のデッキにかけこむのが不思議です。あまりの身の代わりの速さと俊足にあっけにとられ、そのまま私は元のデッキに残ることにしました。だって、あんなにみんなが片側のデッキに移ったら転覆しやしないかとハラハラして・・・・
ひとりでも残ったほうがバランスがいいような気がして・・・そしたら私以外にも残っている人がチラホラいました。大体カップルでいちゃいちゃしている人たち。渦潮なんてどうでもいいような人たちばかりです。帰りの渦潮は行きほど大きくなかったらしく、歓声は聞こえませんでした。