ことば咀嚼日記

日々読んだ活字を自分の頭でムシャクシャ、時にはゴックン、時には、サクサク咀嚼する日記

自分の中には何もない

2013-11-05 | 日記
昨日はある仕事のミーティングがありました。
昭和の香り漂うカフェでそれぞれの仕事の進行状態を話して、今やっていること、困っていること、面白いことなどをそれぞれ順番に言うだけです。誰もそれに対して、答えたりしてくれませんが、それだけでいいのです。それだけで、とってもすっきりします。できないこととできることがはっきりわかるからでしょうか。
それにしても頭のいい人がいるものですね。すごく羨ましいですが、私がその人のことを真似しても失敗することがわかっています。与えられている条件が皆、それぞれ少しずつ違うので、同じやり方でやってもうまくいかないことが多いのです。自分の持っているものを最大限に生かすにはどうすればいいかだけを考えるようにしています。
ところが自分の持っているものを自分の中に探そうとして、財布を振っても何も出てきません。自分の中には何もよいものがないということに気づくのもこの時です。自分以外のものを観察することで、自分の目がまた新しくなることがわかります。
自分の中に何もないほうが、いろいろなものがよく見えます。
この会は、「青春は最後のおとぎ話」という変わった名前のカフェでやります。ここのお料理とケーキもまた楽しみです。きのうはデミグラスソースのオムレツと、チーズケーキでした。
また次回が楽しみです。