ことば咀嚼日記

日々読んだ活字を自分の頭でムシャクシャ、時にはゴックン、時には、サクサク咀嚼する日記

新春裏道俳句

2012-01-20 | 日記

   ストーブと人の間に猫居りぬ                  
  
  猫ってまったくほんとにいつも邪魔なところにいるんだけど・・・

   
   初空や雲ぽこぽこと打ち出さる

         
 いったい誰が雲を打ち出しているんだ~って感じでした、正月3日の空。

   
   時刻む音の安けし去年今年            
  
今年も時刻む音が、コツコツと続くことを祈って。
悠久の時を刻む時計を作った人ってえらいね。
  
   

   消えゆきしものうつくしき枯野かな

 
すっかり外は枯野。あんなに咲き誇っていたコスモスも菊も最後まで頑張っていたカンナも消えちゃったけど、消えていくものはうつくしい。

 
   
   ゆるやかに裏道曲がり冬日差す


裏道散歩の醍醐味は、緩やかなんだよね、カーブが。そして曲がったところにやらわらかい日差しが当たって、猫もいて。裏道散歩はこれからもやめられません。


もうすぐ、仕事もゆったりモードになります。そうしたらどっか行きたいです。遠いところ・近いところとりどり混ぜて裏道散策をしようと思っています。


ちなみに太字のところが季語となっております。季語って便利ですね。最近は、人との会話も季語から始めるようにしたら、優雅な変人と言われました。フフフ。