飛び込み鑑賞映画、昨日は『ジェーン・エア』を見ました。
こんな可愛くて魅力的で、ツンデレのジェーンは初めてです。だいたいジェーン・エアというと、黒っぽいもっさりしたマントを着たパーマのオバサン顔の人が、お屋敷の前でトランクを提げて振り向きざまに立っている挿絵が書いてあって、なんーかねぇ・・・という暗い家庭教師イメージで期待していなかったのですが、最新作のジェーンはオーストラリア出身の新進女優の魅力が圧巻です。
いつのまにか、途中から夢中になってジェーンばかり見ていました。
貧しい女性の設定なので、ご主人様の前に出るときもジェーンは胸元の開いたグレーの地味なドレスに、襟元から少しだけ白のレースがのぞいている質素なものを着ていますが、それが彼女の青みがかった肌に生えてきれいです。
まわりにいる金持ち女性の誰よりもセクシーでした。
ジャラジャラした宝石や、華美なドレスが、女性をダサく見せる場合もあるということがよくわかります。まあ、映画自体、そういう計算の元で作られているのでしょうが。
大体、ご主人様は、最初の結婚で金持ち女に懲りているので、次は中味(身体的なものも含む)で決めようと思っていたに違いありません。
この場合、素材の美しさが勝負です。ただ若さと美貌だけではなく、ジェーン役の女優の並々ならぬ内面の強さと知性がにじみ出た表情が素晴らしく、ご主人様が一目ぼれしてしまうのも無理はありません。女の私でさえ、いいなあ!とため息をついたくらいですから。ちょっとこの人、宮崎あおいに似ているかも。
出てくる英語は、なかなか難しい・・・早口です。半分も聞き取れなかったかもというところでした。
最近、イギリス英語をどういうわけか、勉強することになって、どこの英語でも良かったのですが、時間的にイギリス英語のクラスに入りました。そこでわかったことはイギリス人ってけっこう皮肉的な表現を日常的にたくさんして、それが会話のエッセンスと言うか、楽しみと言うか、度を過ぎると嫌味になるかならないかの中間ぐらいのところを楽しんでいるということです。
映画の中にもご主人様とジェーンのやりとりでそんな表現がたくさん出てきます。
ある日本人向けの英語の本を見ていたら、「イギリス人特有の嫌味対策講座」という章がありました。やっぱり純な日本人には、対策が必要なんでしょうか。
若かりし頃、英国に初めて行ったとき、私が日本から来たと言うと、「ファーイースト(極東)からよく来たね」といろんな人に何回も言われ、その度に「極東軍事裁判」という言葉を思い出し、辛い経験をしました。あれもイギリス人特有の嫌味だったのでしょう。
そのときには、何も言い返せなくて、涙を呑みましたが、今だったらいろいろ言い返せそうです。おばさんになったからでしょうか。イギリスはおばさんになってから行った方が楽しめそうな国です。
こんな可愛くて魅力的で、ツンデレのジェーンは初めてです。だいたいジェーン・エアというと、黒っぽいもっさりしたマントを着たパーマのオバサン顔の人が、お屋敷の前でトランクを提げて振り向きざまに立っている挿絵が書いてあって、なんーかねぇ・・・という暗い家庭教師イメージで期待していなかったのですが、最新作のジェーンはオーストラリア出身の新進女優の魅力が圧巻です。
いつのまにか、途中から夢中になってジェーンばかり見ていました。
貧しい女性の設定なので、ご主人様の前に出るときもジェーンは胸元の開いたグレーの地味なドレスに、襟元から少しだけ白のレースがのぞいている質素なものを着ていますが、それが彼女の青みがかった肌に生えてきれいです。
まわりにいる金持ち女性の誰よりもセクシーでした。
ジャラジャラした宝石や、華美なドレスが、女性をダサく見せる場合もあるということがよくわかります。まあ、映画自体、そういう計算の元で作られているのでしょうが。
大体、ご主人様は、最初の結婚で金持ち女に懲りているので、次は中味(身体的なものも含む)で決めようと思っていたに違いありません。
この場合、素材の美しさが勝負です。ただ若さと美貌だけではなく、ジェーン役の女優の並々ならぬ内面の強さと知性がにじみ出た表情が素晴らしく、ご主人様が一目ぼれしてしまうのも無理はありません。女の私でさえ、いいなあ!とため息をついたくらいですから。ちょっとこの人、宮崎あおいに似ているかも。
出てくる英語は、なかなか難しい・・・早口です。半分も聞き取れなかったかもというところでした。
最近、イギリス英語をどういうわけか、勉強することになって、どこの英語でも良かったのですが、時間的にイギリス英語のクラスに入りました。そこでわかったことはイギリス人ってけっこう皮肉的な表現を日常的にたくさんして、それが会話のエッセンスと言うか、楽しみと言うか、度を過ぎると嫌味になるかならないかの中間ぐらいのところを楽しんでいるということです。
映画の中にもご主人様とジェーンのやりとりでそんな表現がたくさん出てきます。
ある日本人向けの英語の本を見ていたら、「イギリス人特有の嫌味対策講座」という章がありました。やっぱり純な日本人には、対策が必要なんでしょうか。
若かりし頃、英国に初めて行ったとき、私が日本から来たと言うと、「ファーイースト(極東)からよく来たね」といろんな人に何回も言われ、その度に「極東軍事裁判」という言葉を思い出し、辛い経験をしました。あれもイギリス人特有の嫌味だったのでしょう。
そのときには、何も言い返せなくて、涙を呑みましたが、今だったらいろいろ言い返せそうです。おばさんになったからでしょうか。イギリスはおばさんになってから行った方が楽しめそうな国です。