きれいなもの

最近、きれいなものに目覚めて、知人がきれいなお洋服を着ていると、「そのスカート、ステキですね。」と声をかけてしまう。

先日は、ロシア系のＴさんが、感動的な薔薇柄のスカートをはいていたので、「なんてステキなんでしょう。その象牙色の生地に浮かんだピンクの薔薇！」と感嘆したら、星が丘の三越で買ったと言う。Ｔさんは何も聞かないのに、そのお店のフロアーを教えてくれて、このスカートには今着ているような濃いピンクのセーターを合わせるのがいいと教えてくれた。そして私が好きなＲ・アシュレイは、木綿製品が多いので皺になりやすいので、場合によっては気をつけた方がいいと教えてくれた。

今日は中国人のＳさんのストッキングが、大きな格子柄がはいった艶のある美しいラインだったので、「ステキな靴下、つい足を見てしまうわ」と言ったら、「見て、見て」と触らせてくれた。そばで男性が羨ましそうに見ていた。Ｓさんはスタイル抜群の若き美女である。ついでに中国で買ってきたというビーズのついた可愛いＴシャツも上着のボタンをはずして見せてくれた。ポップな感じの柄で、とてもステキだった。

先月は、同僚のＭさんが、ツートンカラーのステキなワンピースを着てきたので、皆で褒めあった。なんと、とある洋服屋さんで９８０円だったそう。

私はこの前、水色のギンガムのワンピースを買った。買ってから、もっと濃い色にすればよかったかもと思ったが、手持ちのこげ茶の薄手のカーディガンを合わせたら何とかいけそうになった。
ちょっと恥ずかしかったが、思い切って着てみた。風の強い日で、スカートが風を孕ませてふくらむ感じがとっても気持ちよかった。
洋服は、似合っていると自分で思えば似合っているのだと信じることにした、人がどういおうと。