ことば咀嚼日記

日々読んだ活字を自分の頭でムシャクシャ、時にはゴックン、時には、サクサク咀嚼する日記

まじめミレーと健康ミレー

2010-05-12 | 日記
高知から帰って、高知の食べ物への郷愁が止まず、ついにミレービスケットと芋けんぴを注文した。
ああ、こんなことなら、もっと買ってくるべきだった。高知の田舎のコンビニで買った小袋2袋はあっというまに食べつくされ、こちらのスーパーで同じようなものを買ったが、味が違うと皆が言う。ミレーがこんなに上手いとは、やぱり当地に行ってみないと分からないこともあるものだ。生地が違う、揚げ方が違う、塩が違う。

ミレー枕800グラムは、さすがに怖いので、小袋になっているのをいくつか注文した。結局合算すると800グラムを超えてしまったから同じことだが。
小袋には二種類あって、「健康ミレー」と「まじめなミレー」とに別れているが、それぞれ一袋ずつ抱き合わせのセットになって売っている。

「健康」と「まじめ」とはどう違うのだろうか。「健康」と「「まじめ」は両立しないのだろうか。健康であってまじめな人はたくさんいると思うが、ミレーの袋には、この二つがきちんと分けられている。高知で買ってきたものはたしか「まじめミレー」の方だった。
「健康ミレー」というのは、いったいどこがどう違うのか。いろいろ考えた末、次のように仮定した。

「健康ミレー」の方が塩分が少ないのではないか。「まじめミレー」の方が、油の揚げ時間が多いのではないか。「健康ミレー」の方は、油の量が少なくて、ぱさぱさしているのではないだろうか。
ミレーの美味しさは、手につく油なのだから、「まじめミレー」のように、べたべた、でもカリッとしていなくてはイヤだ。
明日、会社に電話して聞こうか、そして特別にまじめミレーだけにしてもらおうか、とクヨクヨ考えながら、選んでいたが、最後にめんどくさくなって、芋ケンピも一袋、ぽちっと押して、これ以上考えるのをやめにした。