書き留める

『東大合格生のノートはどうして美しいのか』に従って、ノートを取り始めてから、ノートを取るのが趣味になってきた。まずはコクヨ社の「東大生ノート」と「東大生ルーズリーフ」を三割引で買ってきて（うちの近くの文具屋は３のつく日は三割引）礼拝説教を書き溜めている。
まだ3週分しかないが、先週あたりからノートを取る時に戦闘的になってきた気がする。私のノートのとり方は、内容を取捨選択して書きとめるのではなく、言われたことをすべて可能な限りもれなく書きとめる速記記者風のやり方で、先生が説教を始める前から、ノートとジェットストリームというお気に入りの水性ペンで構え、始まるや否や、それ！とばかりに
1時間近くノンストップで書き留める。

おかげで、以前のように途中でうつらうつらすることもなくなり、頭の回転もよくなったような気がする。老化防止にこれはいい！
出来上がったノートは、人から見たら美しいものではないだろう。もともと字は汚い。しかし、後で全文読み返すと、当たり前だが完全に内容を追跡することができる。これをもとにまとめノートを作れば、完璧な復習ノート。ああ、学生時代にこのような趣味があればオールＡだっただろうに・・・・あの頃は授業中窓から外を見るのが趣味だった。
書き留めているうちに自分で疑問に思った箇所にはすかさず赤で線を入れ、後で考える。
そして考えたことを先生に話してみる。ああ、これを昔からやっていれば・・・

しかし、書くことそのものが面白い。こんなにすらすら何でも書ける言葉は、私には日本語以外にない。
母国語よ、ありがとう！！！

最近はすべてすべて書き留めたくなってきた。電車の中の会話とか、映画の中の会話とか。
頭の中で考えたことをすべて書き留めるとどうなるのだろう。そのうちやってみようと思っている。