ことば咀嚼日記

日々読んだ活字を自分の頭でムシャクシャ、時にはゴックン、時には、サクサク咀嚼する日記

発見

2010-02-11 | 日記
あるモノマネ大会の出し物で見て、あんまりその人に似ていたからおなかをかかえて笑った。
しかし、モノマネされた本人は、「私はあんな立ち方じゃない」と言った。
たしかに、そうだ。よく考えてみるとその人はあんな内股ではなく、しっかりと外股で立つ人だ。
ではなぜ、内股で立って真似をしたモノマネがそっくりだと笑えたのだろう。
それは、モノマネする人が、真似される本人に皆がもっているであろうイメージを上手に再現したからか。そのイメージは本人の実像とは多少違っていても、見ている方は、「そう、そう、そんな感じ」と感心して、笑う。
実像とイメージされた像との間の微妙なズレを上手に再現できるモノマネが、うけるモノマネなのだと気がついた。
実写やリアリズムがいくら流行ろうとも、モノマネ芸は永遠に残るだろう。
モノマネが創作の一種だということに気がついた。

2 Comments

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Unknown (いのすき)
2010-02-12 00:02:56
あら、その外股で立つ人は私かしらん?
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Unknown (mizubenohamaneko)
2010-02-15 18:38:28
ノーコメントです。ウフッ!
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