梅雨明けに撮った場所がすっかり秋模様になっていました。この場所はオールシーズンを通して好きな景。探鳥に行っても先ずはここからスタート。青い空に流れる雲とこれは絵になると3枚だけ撮った。あれは御在所岳、その向こうの尖がり山は、俳人山口誓子も詠んだ鎌ヶ岳「雪嶺の大三角を鎌と呼ぶ」という名句もあるほどです。などと思いを巡らして癒される名所(私だけの)
梅雨明けの水量の多い時の景をインスタにUPしていたら、油絵でハイレベルのコンテストに入選なさった方とひょんなことから知り合いになって、私の写真をみたいとおっしゃるのでインスタにご自分のアカウントをその為だけに作られて私の拙写真を見ていてくださっています。その方の入選作2枚をUPしてくださっていますので私もインスタを通して拝見することができます。今も作品作成中でいらっしゃいます。お仕事をされながらですし油絵は時間がかかります。
入選の絵の1枚は「菰野富士の夕景」で、サンセットと菰野富士、そしてそれが水田にリフレクションしている景です。水田に映る雲が赤く染まっている景が何とも素敵です。「何度も色載せされたんだろうな」と。絵のことはよく解りませんが、親戚に武蔵美術大学卒の女子がいて(後に看板を手掛けたりする仕事などなど)。その彼女のお母さん曰くこと。デッサンは主席なのに「色を載せるとあかんのやは」と。実際にその子の絵を見せてもらいましたが、自分のお婆さんの人物画です。・・ほんと素人の私が言うのも僭越ながらミイラみたいな・・。でもその子にとってはそれがお婆さんなのだから。正解も不正解もありません。写真も同じ景色を切り取りながら全く違ったものになってその人にとってそれが100パーセントなのです。私の下手な写真もそれがその時の100パーセントなのです^^;
ということなどから、「色載せ」って大変なのは素人の私にも解ります。なので、「水田に映る夕焼雲の色載せって大変だったのではないでしょうか?」って言うと「はい、そこが一番時間かかりました」と嬉しそうにおっしゃいました。
「色を載せる」って言葉に反応してくださって話が弾みました。ある時、その方が、「あの写真はどこの景ですか?」って尋ねられたのでした。それが今回のこの同じ場所で撮ったもので、梅雨明けの水量の多い時のものでした。菰野の三重県民の森ですよ。「連れて行ってくださいよ」とおっしゃるのでしたが。返事に困り、スルーしましたが。多分、また写真にしておいて油絵を描かれる積りでしょうか、お世辞でも嬉しいですね^^v
そしてこれは昨日撮ったばかりの写真です。
また、昨日はこの後、探鳥をしていると、なんとバーダー歴50年の方が声をかけてくださいました。お互い車での通りすがりですね。最近インスタUPされたらしいのですが、もうね、プロの写真家さんですね。目から鱗です。カメラはキャノンです。お住まいはなんと私がよく行くエリアです。色々情報をくださいました。
ということで、ここではお目当てだった青い子には会えませんでしたが、自分で見つけたフィールドへ移動してベニマシコさんをいい感じに撮れました。で、今日は今日とて、行きたい場所迷っています。今日も結構風があるなぁ・・。