幸せな無職の日常

27歳にして4度目の無職。
現在腰のヘルニア療養中…
自称「歩く波乱」の私が、人生を振り返りながら自分を見つめ直すブログ

労基へ行った日

2020-11-04 18:34:42 | 幸せな無職の日常
会社との闘いの続きです。

報告書作成と証拠集めで着々と準備を進めていき、彼氏と何度も打ち合わせをして、ついに労基へ行く日が来ました。


当日、彼氏はわざわざ新幹線で来てくれ、同僚もついてきてくれました。

両脇に男性を従えて行く様子は、ブルゾンちえみwith Bの如く。
一応当時のトレンドはここでも取り入れていました。


1人だったら絶対行けなかった労基。心強い味方に背中を押され、担当の相談員の方に手短に説明します。報告書や契約書、証拠などいろいろ持ってきたものもすべて役に立ちました。


そして、休職命令は違法で、私には慰謝料を請求することができる旨を説明されます。
また、労基から会社に行政指導を行うことも可能とのことで、その場で電話をかけてもらいました。そして会社と話し合う場を設けてもらいました。

今後の流れとしては、まずは私が会社と話し合いをし、この一件の落とし所を決めることとなります。


もし話がまとまらなかった場合、裁判になることもあります。ただし、裁判は会社としてもかなりの痛手となるため、裁判まで発展することは普通はありえません。

会社側も監査が入ればボロがいくらでも出るはずなので、(私が集めた情報も氷山の一角)穏便に済ますことが最優先となります。


私の考えた落とし所は、
・休職命令の取り消し
・休まされた日は出勤扱い
・慰謝料は20万
(この20万は、もともと辞めるつもりだった日までの給料を目安にしています。)

そして、すべてが終われば自主退職するつもりでいました。

このくらいの条件なら会社も飲みやすく、変にごねないと思いました。ここで要求を高くしてしまうと、会社を刺激しかねません。その辺のさじ加減が難しいところです。


私が思うに、何事も泣き寝入りは良くないと思います。でも、労基へ行くのもそれなりの労力がいることなので、問題の大きさ、時間的な余裕なども総合的に考えて動くのが1番かと思います。

例えば、今回の件で裁判まで起こすのは得策ではありません。
時間と手間の割に得られるリターンが少ないからです。

※ただし、懲戒解雇になったら話は別

労基に行ったら丸投げできるわけではないので、その点はご注意ください。
主に話し合いは自分でやることになりますので、しっかりと対策が必要になります。


労基の人を味方につけたことで、さらに勇気をもらいました。

日頃から中国式コミュニケーションで鍛えていたことも良かったのかもしれません。
おかしいと思うことにおかしいと言える勇気も、私の大きな財産となりました。
それは、自分や身近な誰かを助ける力になると信じています。



旧一万円札GET

2020-11-03 21:26:42 | 幸せな無職の日常
最近は会社との泥沼バトルを書いていましたが、今日は近況を書こうと思います。

相変わらずSwitchに励んでいます。
ピクミン3デラックスも発売され、毎日うんうん唸りながらやっています笑


今日は、彼氏が偶然入手した旧一万円札を交換してもらいました!

口座で引き出したときに旧一万円札が出てきたとかで、珍しいやら何やらで、またとないチャンスをしっかり拾わせてもらいました。


お札が現デザインに変わるとき、私は小学生でした。
千円札と五千円札は何とか残せたのですが、一万円札だけは残せませんでした。
福澤諭吉変わらないし、何より貴重な一万円…

大人になってから思うと、何か勿体ないことしたな〜って後悔もあったので、突然手に入った旧一万円札が嬉しくて嬉しくて笑

何気ない幸せいいですね♪




写真のように比較すると違いがよく分かります。
上が旧、下が新です。

改めてよく見るとこんなに違うかったのかと感動しています。

明日いいことありそうです♪


高を括る会社、水面下の攻防

2020-11-02 12:41:25 | 幸せな無職の日常
彼氏監修のもと、労基へ提出する報告書作りに励みます。

出張での出来事、会社から言われたことなどを細かく書きました。
彼氏がチェックして、2人で完成させた報告書。何度も書き直したエントリーシートを思い出します。

彼氏によると、報告書は会社用と労基用で分けた方が良いとのことでした。
会社用にはいくつか穴を作っておくことで手の内を明かさず、事前に対策できないように先手を打つのが賢い方法です。

もし会社と揉め事が起きた場合はその辺も頭の片隅に置いておいてくださいね。


労基に行く前に、休職命令はおかしいのではないかと抗議し、部長とも話し合う機会がありました。
しかし、休職命令を取り消すつもりはないの一点張り。
休職に正当性があることをあの手この手で説明されます。

私の方も1歩も引かず、通院履歴や身体の状態などいろいろと話し、働けないほどではないことも言いましたが平行線に終わりました。
それでも、判子だけは絶対に押しませんでした。

会社側は、あくまで業務命令に背いたことを盾に、体調不良の社員は働かせないというシナリオを貫くつもりのようです。

今思うと、体調不良で出張から離脱することの何が業務命令に背いてるんだと思いますけどね。そんなことを大真面目に言う会社が滑稽です。

完全に高を括っている会社。私が水面下で動いていることも知らずに。

会社がそのような言動をすればするほど私の手元に証拠は増えていきました。
その度、ありがとうと思いながら証拠を積み上げていきました。



休職命令と会社の手口

2020-11-01 23:02:19 | 幸せな無職の日常
みんなの力を借りながら、無事出張脱出大作戦を成功させた私は、事後処理に動きます。


私が出張から脱出したことで、騙し騙しやってくつもりだった部長も激怒し、私に難癖をつけ始めます。

金曜日に新幹線で帰ると言っていたのに、無断欠勤しただの言い始め、しまいには会社の命令に背いたということで解雇もチラつかせ始めました。


なるほど、本当に社員を便利な使い捨ての道具と考えているのだなと確信した私は、さらに水面下で会社の黒い情報集めを進めます。


私は以前から坐骨神経を痛めていたこと、過酷な環境下で体調を崩したこと、条件付きの出張だったことなどを引き合いに出しましたが、部長にはもう仕事をさせないという旨のことを言われ、有給で休むように言われます。


そして、休職命令が出され、もう会社に来るなということで書類に判子を押すように促されます。
そして、休職中は給料も保険料も出さないと言われました。
あまりにも流れるように説明されたので、きっと初めてではないでしょう。

きっとこのまま適当な理由をつけて解雇に持ち込むんだろうなと頭で思いながら、判子さえ押せば私から休職を申し出たことになると気付きました。
(休職を命令した証拠がない)

そうか、これが会社の手口かと気付いた私は、判子を押さずに書類を持ち帰りました。

※休職命令というのは違法で、さらに休職中に1円も支払わないのも違法です。


法律の知識や社会人経験がなければ、騙されて会社に促されるまま判子を押してしまい、最悪懲戒解雇にされるのかと怒りが沸き起こりました。

舐めんなよ…と、そこで会社と闘うことを決意します。

当時24歳で社会人2年目だった私。
きっと会社から軽く見られていたことでしょう。ちょっと脅せばすぐに言うことを聞くとでも思われていたでしょうね。


書類を持ち帰り、早速彼氏に我が身に起こった一連のことを相談しました。
彼氏からは労基に行った方がいいとアドバイスされ、その時に説明するための報告書作りのポイントを教わります。

めちゃくちゃな出張などいくつか違法行為があったわけですが、とりあえず休職命令が出たことにフォーカスを当て、休職命令の取り消しに向けて動くことにしました。



これは教訓ですが、知らないうちに騙されているというのはよくあることです。
単なる社員と会社の上層部では持っている情報も知識の量もまったく違います。
圧倒的に不利な立場の社員を守るために、労基(労働基準監督署)があります。

少しでも法律の知識があれば、早期に違和感に気付き、労基に行くという選択肢も生まれます。

ただ、労基に行くにしても、客観的な証拠を急に出すのは難しいことです。口約束では言った言わないの水掛け論になることは明白ですし、会社側の方が上手ですから。

私は出張に行く前から、大事な部分はメールなどで文章として残せるように下準備してきました。

労基に行くにあたり、そのような証拠が多いほど有利になります。