Christian Gerhaher
Gerold Huber
Robert Schumann
Ich bin der Contrabandiste,
Weiß wohl Respekt mir zu schaffen.
Allen zu trotzen,ich weiß es,
Furcht nur,die hab' ich vor keinem.
Drum nur lustig,nur lustig! …
Artist: Wolfgang Holzmair
Artist: Daniel Levy
Composer: Robert Schumann
Bryn Terfel ·
Malcolm Martineau
Composer: Robert Schumann
Author: Emanuel Geibel
Piano: Roger Vignoles
Soprano Vocals: Véronique Gens
Composer: Gabriel Fauré
Soprano Vocals: Barbara Hendricks
Piano: Michel Dalberto
Composer: Gabriel Fauré
Je veux que le matin l'ignore
Le nom que j'ai dit à la nuit,
Et qu'au vent de l'aube,sans bruit,
Comme un larme il s'évapore.…
Piano: Tristan Raës
Tenor Solo: Cyrille Dubois
Composer: Gabriel Fauré
Barbara Bonney · Warren Jones · Gabriel Fauré
Lyricist: Armand Silvestre
Le Parfum impérissable, Op. 76 No. 1 · Cyrille Dubois · Tristan Raës
Fauré: Complete Songs
℗ Little Tribeca
Released on: 2022-05-27
Piano: Tristan Raës
Tenor Solo: Cyrille Dubois
Composer: Gabriel Fauré
Gabriel Fauré : Mélodie
消えない香り 作品76-1(Le parfum impérissable)
《 ◆これまでのあらすじ
別居中の夫が置いて行ったアタッシュケースには、相当な金額分のゴールドが隠されていた。一瞬「財産分与の金額が増えた」と喜ぶが、夫のあまりの秘密の多さに不安をも覚える。
そんなとき、大学時代の友人の結婚式で元カレ賢司と遭遇。変わらない香水の香りに、当時の思い出が蘇った楓は…。… 》
三段目 松の間の段
七段目 一力茶屋の段
〘 … ■ 二つ玉の段
またも降りくる雨の足、人の足音とぼとぼと、道は闇路に迷わねど、子ゆえの闇につく杖も、すぐなる心、堅親仁。一筋道の後から、
斧定九郎 ( おの さだくろう )
ヲ~イ ヲ~イ 親仁殿、良い道連れ。
と呼ばわって、斧九太夫がせがれ、定九郎。身の置所、白浪(盗賊)や、この街道の夜働き。だん平物(幅の広い刀)を落し差し、
さっきにから呼ぶ声が貴様の耳へ入らぬか。この物騒な街道を、よい歳をして大胆、大胆。連れになろう。
と、向こうへ回り、
きょろつく目玉、ぞっとせしが、さすがは老人。
與市兵衛 ( よいちべえ )
これはこれは、お若いに似ぬ御奇特な。私もよい歳をして一人旅は嫌なれど、サァ いづくの浦でも金ほど大切な物はない。去年の年貢に詰まり、この中から一家中の在所へ無心にいたれば、これも、びたひらなか才覚ならず。埓のあかぬ所に長居はならず、すごすご一人戻る道。。
と、半分言わさず、
斧定九郎
ヤイ やかましい! 有様が年貢の納らぬ? その相談を聞きには来ぬ。コレ、親仁殿、俺が言う事、とくと聞かしゃれや。マァ こうじゃわ。こなたの懐に金なら四・五十両のかさ、縞の財布にあるのを、とっくりと見、つけてきたのじゃ。貸してくだされ。男が手を合わす。定めて貴様も何ぞつまらぬ事か、子が難儀に及ぶによってというような、ある格な事じゃあろ。けれど俺が見込んだら、ハテ しよことが無いと諦めて、貸してくだされ、貸してくだされ。
と懐へ手を指し入れ、引きずり出す縞の財布。
與市兵衛
アヽ申し、それは!
斧定九郎
それはとは? これほど、ここにある物。
と、引ったくる手にすがり付き、
與市兵衛
イヱ イヱ この財布はあとの在所で草鞋買うとて、はした銭を出しましたが、後に残るは昼食の握り飯。霍乱せんようにと娘がくれた和中散・反魂丹でござります。お赦しなされくだされませ。
と、ひったくり逃げ行く先へ立回り、
斧定九郎
ヱヽ 聞き分けのない。むごい料理するが嫌さに、手ぬるう言えばつき上がる。サァ その金、ここへまき出せ! 遅いと、たった一討ち、
と、二尺八寸、拝み打ち。
與市兵衛
なふ悲しや、
と言う間もなく、唐竹割りと斬りつくる。刀の回りか、手の回りか、外れる抜き身を両手にしっかと掴みつき、
どうでもこなた、殺さしゃるの?
斧定九郎
ヲヽ 知れたこと。金のあるのを見てする仕事。小言吐かずと、くたばれ!
と、肝先へ刺しつくれば、
與市兵衛
マヽヽヽヽ まぁ待ってくださりませ。ハァ 是非に及ばぬ。なるほど、なるほど、これは金でござります。
けれども、この金は、私がたった一人の娘がござる、その娘が命にも代えぬ大事の男がござりまする。その男のために要る金。ちと訳ある事ゆえ、浪人していまする。娘が申しまするは「あのお人の浪人も、元はわし故。何卒、元の武士にして進ぜたい、進ぜたい」と、かかとわしとへ毎夜さ頼み。
ア 身貧にはござりまする。どうもしがくの仕様もなく、婆と色々談合して、娘にものみ込ませ、婿へは必ず沙汰無しと示し合わせ、ほんにほんに、親子三人が血の涙の流れる金。それをお前に取られて、娘は何となりましょう。コレ拝みます。助けてくだされませ。お前もお侍の果てそうなが、武士は相身互い。この金がなければ、娘も婿も人様に顔が出されぬ。たった一人の娘に連れ添う婿じゃもの、不便にござる。かはいござる。了簡してお助けなされてくださりませ。ヱヽ お前はお若いによって、まだお子もござるまいが、やんがて、お子を持って御覧ろうじませ。親仁が言いおったは、もっともじゃと思し召して、この場を助けさしやってくださりませ。マァ 一里行けば私在所。金を婿に渡してから殺されましょ。申し申し 娘が悦ぶ顔見てから死にとうござります。コレ申し、アヽ あれ あれ あれ。
と、呼ばれど、あと先遠く、山彦のこだまに哀れ催せり。
斧定九郎
オオ 悲しいこっちゃわ。もっと、とこぼえ。ヤイ 老いぼれめ、その金で俺が出世すりゃ、その恵みでうぬが倅も出世するわやい。人に慈悲すりゃ悪うは報わぬ。アァ かわいや。
と、ぐっと突く。「うん」と手足の七転八倒、のたくり回るを脛にて蹴り返し、
ヲヽ いとしや。痛かろけれど、俺に恨みはないぞや。金がありゃこそ殺せ、金が無けりゃ何のいの。金が敵じゃ、いとしぼや。南無阿弥陀仏。南無妙法蓮華経。どちらへなりと失せおろ。
と、刀も抜かぬ芋刺しゑぐり、草葉も朱に置く露や、歳も六十四苦八苦、あえなく息は絶えにけり。
「しすましたり」と件の財布、暗がり耳の掴み読み。
斧定九郎
ヒヤ 五十両。ヱヽ 久しぶりの御対面。かたじけなし。
と首に引っ掛け、死骸を直ぐに谷底へ、跳ね込み蹴込む泥まぶれ。はねは我身にかかるとも知らず、立ったる後ろより逸散に来る手負い猪。
「これはならぬ」と身をよぎる。駆け来る猪は一文字。木の根・岩角、踏み立てて、鼻怒らして泥も草木も、ひとまくりに跳び行けば、「あわや」と見送る定九郎が背骨をかけて、どっさりと肋へ抜ける二つ玉(2連の鉄砲玉)。「うん」とも「ぎゃっ」とも言う間もなく、ふすぼり返りて死したるは、心地よくこそ見えにけれ。
『猪、撃ちとめし』と勘平は、鉄砲ひっさげ、ここかしこ探り回りて、『さてこそ』と引っ立つれば、猪にはあらず。
早野勘平
ヤアヤア、こりゃ人じゃ! 南無三宝。仕損じたり!
と思えど、暗き真の闇。「誰人なるぞ」と問われもせず、まだ息あらんと抱き起こせば、手に当たる金財布。掴んでみれば、四・五十両。天の与えとおし戴き、おし戴き、猪より先へ逸散に、飛ぶがごとくに、
急ぎける。… 〙
〘 横浜市青葉区で起きた強盗殺人事件で、犯行に使われた車両から被害者の通帳やキャッシュカードが見つかったことが新たに分かりました。 宝田真月容疑者(22)は、今月15日ごろ、仲間2人と横浜市の後藤寛治さん(75)の自宅に侵入して殺害し、現金などを奪った疑いが持たれています。 その後の捜査関係者への取材で、自宅からなくなっていた後藤さん名義の通帳やキャッシュカードが、宝田容疑者らが乗っていた車から見つかったことが新たに分かりました。 宝田容疑者らは奪ったキャッシュカードで現金を引き出そうとしましたが、失敗しています。 警察は、男らが後藤さんから暗証番号を聞き出すために激しい暴行を加えた可能性もあるとみて調べています。〙
私は、文楽(人形浄瑠璃)で、『仮名手本忠臣蔵』を、国立劇場で観劇したことがありますが、
文楽は、大阪に国立文楽劇場があり、
能楽は、国立能楽堂がありますが、
やはり、往年のあの隼町の国立劇場の、大劇場が、歌舞伎に向いている、最適だと思います…
私は、文楽を鑑賞しましたので、中小劇場だったと記憶していますが、文楽に最適なように作られているんですよ。
私は、未だ、歌舞伎は鑑賞したことはないのですが、
歌舞伎の大きな特徴として、「観客席にまで、入り込んでくる!」
という、他の国にはない、斬新な演出(!?)があります。
また、音響面も含めて、国立劇場は、大中小各劇場が、其々の古典(伝統)芸能に、最適化されて、設計・施工されていると思われます。
文楽と能楽については、大阪(日本橋)と千駄ヶ谷に、最適な劇場がありますが(特に、能楽堂は、まだ新しくて綺麗で、素晴らしいところだと思われます。いつか、鑑賞に行きたいです。)
それ以外は、やはり、国立劇場が必要なのだろうなと思います。
国立劇場は、新国立より半世紀以上も前に(間違っていたら、コメント欄でご指摘ください)開場した、由緒正しき、日本の中心となる劇場ですので、
関係各位が、いろいろ知恵を出して話し合い、創意工夫をしながら、何とか、無事に、再開して欲しいです。
〘 … 佐藤容疑者は、10日の午前4時過ぎに、ワンボックスカーを運転中に佐久市岩村田で中澤さんをはね、乗用車で中澤さんを長和町の山中に遺棄した疑いです。
警察では、10日の昼過ぎに、関係者から中澤さんが自宅に戻ってこないと通報があり、捜索していました。〙
〘 12月14日は「忠臣蔵」で赤穂浪士が吉良上野介義央(よしひさ)公に討ち入った日です。吉良公の地元、愛知県西尾市の寺では法要が営まれました。
「忠臣蔵」の映画や舞台では敵役となる吉良公ですが、地元の西尾市の吉良町では治水や塩田の整備に力を尽くした名君として今もなお慕われています。
320年前の元禄14年12月14日、吉良公は赤穂浪士の討ち入りによって命を落としました。
吉良家の菩提寺である華蔵寺では毎年、命日の12月14日に法要が営まれています。
きょう(14日)は午前9時から僧侶の読経が流れる中、保存会の役員や地元住民ら約200人が寒空の下、吉良公の墓前で次々と焼香して手を合わせ、名君の遺徳をしのんでいました。〙
〘 …・平均律クラヴィーア曲集
「前奏曲」と「フーガ」で1曲、これが24曲集まり1巻となり、全2巻48曲の巨大な曲集です。ダンス風の音楽や教会風の音楽など様々なスタイルで、1曲1曲が緻密に書かれています。
ピアノ曲集の最高峰はと言われれば真っ先に候補に挙がるほどの名曲で、全曲演奏会を開くことは多くのピアニストにとっての夢であり挑戦だと言えるでしょう。
曲数が多く、難易度にもバラつきがあるため、シンフォニアを弾きこなせる方であれば、平均律クラヴィーア曲集のいくつかの曲には挑戦することができるでしょう。… 〙
Peter Schreier
András Schiff
Composer: Franz Schubert
Author: Wilhelm Müller
1. Das Wandern
Das Wandern ist des Müllers Lust,
Das Wandern!
Das muß ein schlechter Müller sein,
Dem niemals fiel das Wandern ein,
Das Wandern.
Vom Wasser haben wir's gelernt,
Vom Wasser!
Das hat nicht Rast bei Tag und Nacht,
Ist stets auf Wanderschaft bedacht,
Das Wasser.
Das sehn wir auch den Rädern ab,
Den Rädern!
Die gar nicht gerne stille stehn,
Die sich mein Tag nicht müde drehn,
Die Räder.
Die Steine selbst, so schwer sie sind,
Die Steine!
Sie tanzen mit den muntern Reihn
Und wollen gar noch schneller sein,
Die Steine.
O Wandern, Wandern, meine Lust,
O Wandern!
Herr Meister und Frau Meisterin,
Laßt mich in Frieden weiterziehn
Und wandern.
(Wilhelm Müller)
1. さすらい
さすらいは粉職人の喜び
さすらいは
さすらうことを思い立たないのは
だめな職人にちがいない
さすらうことを
さすらうことを水から教わった
水から
水は昼夜休みなく
さすらうことばかり考えている
水は
水車からも「さすらい」を読み取れる
水車からも
水車はじっと停まるのが大嫌い
一日疲れず回ってる
水車は
あんなに重い石臼でさえ
石臼でさえ
陽気に輪舞を踊り
そしてもっと速く回ろうとする
石臼でさえ
おお さすらい さすらい わが喜び
おお さすらいよ
親方 おかみさん
どうか気持ちよく出発を許してください
さあ さすらいだ
(ヴィルヘルム・ミュラー、対訳:山枡信明)
(よろしければご自由にお使いください。転載のさいは言葉を変更せず、対訳者名の表示をお願いいたします。一度ご連絡いただければ、さらに嬉しく存じます。)
2. Wohin?
Ich hört' ein Bächlein rauschen
Wohl aus dem Felsenquell,
Hinab zum Tale rauschen
So frisch und wunderhell.
Ich weiß nicht, wie mir wurde,
Nicht, wer den Rat mir gab,
Ich mußte auch hinunter
Mit meinem Wanderstab.
Hinunter und immer weiter
Und immer dem Bache nach,
Und immer frischer rauschte
Und immer heller der Bach.
Ist das denn meine Straße?
O Bächlein, sprich, wohin?
Du hast mit deinem Rauschen
Mir ganz berauscht den Sinn.
Was sag ich denn vom Rauschen?
Das kann kein Rauschen sein:
Es singen wohl die Nixen
Tief unten ihren Reihn.
Laß singen, Gesell, laß rauschen
Und wandre fröhlich nach!
Es gehn ja Mühlenräder
In jedem klaren Bach.
(Wilhelm Müller)
2. どこへ?
小川のざわめきが聞こえる
それは岩から流れ出しているのだろう
ざわめきつつ谷へと下っていく
さわやかに 明るくきらめいて
僕はどうなったのだろう
だれに尋ねればいいのだろう
僕も川にそって下って行かなければならね
さすらいの杖を手にして
どんどん下っていこう
ずっと川にそって
すると川はますますさわやかに音をたて
ますます明るく輝く
これは僕の行くべき道か?
小川よ 言っておくれ どこへ行くのだ
おまえのざわめきは
僕の心をすっかり酔わせる
ざわめきについて何を言ったかな?
ざわめきなんかじゃないかも知れない
きっと水の精が深い底で
輪舞を踊り 歌っているのだ
彼らに歌いざわめくのをまかせて
小川にそって陽気に旅を続けよう
澄んだ小川には
どこでも水車が回っているものだから
(ヴィルヘルム・ミュラー、対訳:山枡信明)
〘 八戸市の南郷朝もやの館、道の駅なんごう、山の楽校の3カ所で20日、新そばの提供が始まる。うち、南郷朝もやの館は27日、新そばまつりを開き、香り高い「やがら蕎麦(そば)」(税込み800円)を300食限定で販売する。水車小屋 で 石臼 を使ってひいた手打ちそばで、同施設は昔ながらの味を届けようと準備を進めている。
地域住民でつくる「島守田園空間博物館運営協議会」によると、やがらとは水車で時間をかけてひいたそば粉を指す。熱を発生させずにひくことで、香り豊かに仕上がる。かつては地域内に水車小屋が点在していたが、現在活用しているのは虚空蔵(こくぞう)つり橋近くの1基のみという。
14日は、協議会やがら部会が玄ソバ約10キロをひいた。作業に携わった外舘明男さん(72)はそば打ちも行う。「子どもの頃から慣れ親しんだ味。おいしくできると思うので、多くの人に食べてほしい」と呼びかけた。
27日のまつりは午前10時から午後3時。持ち帰り用の生麺2食入り(千円)は80パック限定。20日からの新そば提供は、3カ所のレストランで午前11時(道の駅なんごうの屋台は同10時)開始。なくなり次第終了。【全文】〙