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【Bartók: String Quartets No. 1 - 6】苦みが旨みへと変容する魅力〜関西弦楽四重奏団、バルトークを語る

2024-02-10 12:34:00 | 日記




Alban Berg Quartett






Lindsay Quartet

バルトーク:弦楽四重奏曲第1番-第6番 [直輸入盤][CD] - リンゼイ弦楽四重奏団 - UNIVERSAL MUSIC JAPAN

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UNIVERSAL MUSIC JAPAN


苦みが旨みへと変容する魅力〜関西弦楽四重奏団、バルトークを語る

苦みが旨みへと変容する魅力〜関西弦楽四重奏団、バルトークを語る

2024年3月26日(火)大阪・あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホールにて、『G.A.コンサルタンツクラシック・スペシャルバルトーク:弦楽四重奏曲全曲&弦楽四重奏...

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〘 2024年3月26日(火)大阪・あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール にて、『G.A.コンサルタンツ クラシック・スペシャル バルトーク:弦楽四重奏曲全曲&弦楽四重奏曲傑作選 第1回(全6回)』が開催される。この度、出演者インタビューが届いたので紹介する。

野心的かつ挑戦的な試みだ。ヴァイオリンの林七奈と田村安祐美、ヴィオラの小峰航一、チェロの上森祥平という4人の名手で構成される「関西弦楽四重奏団」が、バルトークの6曲を軸に据えた、壮大な演奏会シリーズ(全6回)をスタートする。とかく「難解」と敬遠されがちなバルトークの弦楽四重奏曲。しかし、「とにかく聴いてもらえさえすれば必ず、面白いと思ってもらえるはず」と口を揃える。もうひとつの柱となるのは、「弦楽四重奏の祖」と位置付けられるハイドンの、《皇帝》をはじめとするタイトル付きの作品。さらに、毎回、室内楽史においてエポックメーキングな傑作を添える。「CDを聴くのとは全く違う、ライヴならではの興奮を」。4人は意気込んでいる。…


… オーケストラ活動にフィードバックする部分も大きいという。「ベートーヴェンのカルテットを全曲やった前と後とでは、シンフォニーを弾く時の感覚が全く違う。様々な楽器の色んな旋律が、全く違った風に聞こえてくるんです。毎年、何回も弾く第九にしても…」と林が話すと。田村が興奮気味に「すごく感動するよね!」と同意する。そして、「10年以上やって、『これが変った』とは明確に言い表せないんですが…4人で弾いていると、『今、とても大切なことを表現している』という、不思議な“声”が聞こえる感覚になることがありますね」と上森。「コロナ禍を経て音楽活動に復帰できて、凄く楽しいと感じたし、そんな思いを深めてこられて“幸せの10年”って感じですね」と小峰が言うと、他のメンバーが「カルテット、好きだよね」「楽しいよね」と口々に語った。

このシリーズを、どう聴いてほしいのか。「難解な楽曲だからこその“苦み”って、それが、すなわち旨みだったりするじゃないですか。お抹茶も苦いけど、おいしい。そして、バルトークも、苦い中に面白い要素が、たくさん詰まっています」と小峰。「これは絶対に、一聴して『つまらない』と思ったらストップ・ボタンを押せてしまうCDでは味わえません。『いざ始まったら、ちゃんと皆で終われるか』という緊張感もあるし、演奏会じゃなければ、絶対に魅力は伝わらない。ライヴで聴いてこそ、“入って来る”作曲家だと思います」。すると、林が「バルトークをひとつずつというステージの機会は、そう多くないと思います。この機会を、ぜひ逃さないでいただきたいですね」と言葉を重ねた。

取材・文・撮影=寺西 肇/音楽ジャーナリスト 〙

日本の弦楽四重奏団が2位 ミュンヘン国際音楽コンクール

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【ミュンヘン共同】ドイツ南部ミュンヘンで開かれている第71回ミュンヘン国際音楽コンクールの弦楽四重奏部門で10日、桐朋学園大出身の4人が結成した「クァルテット・イン...

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弦楽四重奏で日本のクァルテット・インテグラが2位入賞「楽しんで演奏」…ミュンヘン国際

ドイツ・ミュンヘンで行われている第71回ミュンヘン国際音楽コンクール(独公共放送連盟ARD主催)の弦楽四重奏部門で10日(現地時間)、日本のクァルテット・インテ...

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〘 ドイツ・ミュンヘンで行われている第71回ミュンヘン国際音楽コンクール(独公共放送連盟ARD主催)の弦楽四重奏部門で10日(現地時間)、日本のクァルテット・インテグラが2位に入賞し、あわせて聴衆賞を受賞した。

 メンバーは第1バイオリンの三澤響果(きょうか)さん(24)、第2バイオリンの菊野凜太郎さん(24)、ビオラの山本一輝(いつき)さん(26)、チェロの築地杏里さん(26)。

 日本、欧州、米国、韓国、中国などから計17団体が参加する中、4人は予選段階から安定した演奏を聴かせ、本選ではベートーベンの弦楽四重奏曲第14番と バルトーク の同 6番 を弾き、澄んだ音色と切れ味の鋭い表現、音楽の内面を深く掘り下げた解釈で聴衆に強い印象を与え、終演後は長い拍手が続いた。… 〙




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