涙と笑いのHIV奮闘記

自分とは無関係と思っていた病気と思いがけなく向かい合い、闘病を続けるオヤジの日記。
仕事に趣味に彼氏との生活に奮闘中。

「魔笛」:久しぶりに聴いてみた

2012年06月12日 | お薦め

CDの整理をしていたら、こんなのが出てきた。
モーツァルトのオペラ「魔笛」です。

初めて「魔笛」に触れたのが大学生のとき。
祇園四条の映画館で観た映画「アマデウス」の中でこの魔笛が取り上げられていて、
その中でパパゲーナ、夜の女王のアリアに魅せられ、
帰りに十字屋で買ったものです。

指揮:オットー・クレンペラー
タミーノ:ニコライ・ゲッダ
パミーナ:グンドゥラ・ヤノヴィツ
パパゲーノ:ワルター・ベリー
夜の女王:ルチア・ポップ
ザラストロ:ゴットローブ・フリック
第一の侍女:エリザベート・シュワルツコップ
第二の侍女:クリスタ・ルートヴィッヒ

と豪華出演陣。

その後どうしてもその舞台を観たくって買ったのがこのLD。
西ドイツ(当時)のミュンヘンのバイエルン国立歌劇場でのライブ映像です。

指揮:ヴォルフガング・サヴァリッシュ
タミーノ:フランシスコ・アライサ
パミーナ:ルチア・ポップ
パパゲーノ:ヴォルフガング・ブレンデル
夜の女王:エディタ・グルベローヴァ
ザラストロ:クルト・モル

と、これまた豪華陣。

大学卒業の年に1ヶ月ほど一人でヨーロッパを旅行したのですが、
その時にミュンヘンのバイエルン国立歌劇場で、同じ「魔笛」を観ました。
たまたま、このLDと同じ演出でしたが、
それまでオペラにはほとんど興味がなかったのでどこで観ても同じ演出なんだと勝手に思い込んでいて。
ちなみにそのときの夜の女王はスミ・ヨー、タミーノがペーター・ザイフェルトだった記憶が・・・

その旅行の途中、ウィーンのフォルクスオペラでもまたもや「魔笛」を観たのですが、
まったく舞台が違うのにびっくりたのをおぼえております。

で、帰国して、またたまたまであったLDがこれ。
イギリスグラインドボーンオペラでの魔笛。
凄いっていう歌手陣ではないのですが、逆にそれはそれで楽しめる舞台です。

そういえば、東急文化村での「魔笛」も観にいったっけな~。

お勧めのCD、DVDあれば教えてください。


夜中のDebussy:Amazonから宅急便で届く

2012年05月09日 | お薦め

朝から大きな雷鳴が長い間とどろきわたり、
時折強い雨が降ったり、青空が覗いたり、
不安定な天気の一日でした。

仕事が速く終わって帰ってくるとマンションの前に宅急便のトラックが停まっていて、
配達員が荷物をもって荷台から降りてきました。

「あ、荷物届いています。昼はいつもいらっしゃらないので、今持ってきたんです。
ちょうどよかった・・・」

って、顔見てだれかわかるんですね。
宅配便で物買いすぎ?

届いたのはドビュッシーコレクション。
ドビュッシーの作品集です。
Amazonのネット販売で、18枚組で2666円。

今日一日で聞けるわけが無く、今夜聞いたのは、Disc11と12の歌曲集。
Disc11では「ピエロ」と「まぼろし」をエディタ・グルベローヴァ
「忘れられたアリエッタ」をフレディカ・フォン・シュターデ
Disc12では「華やかな宴」「ピイリティスの歌」をフレディカ・フォン・シュターデ
「カンタータ『放蕩息子』~アリア『来る年も来る年もむなしく』」をレオンタイン・プライス
など、名演が目白押し。

まだ未聴ですが、Disc17、18の小品集。
本来と違う楽器での演奏も面白そうです。

その他のDISCも期待もてそうです。


 


大阪土産:シュークリームとプリン

2012年01月22日 | お薦め

今夜は同僚と食べて帰るときたが言っていたので、
芝居がはねたあと、大阪高島屋でなにか相方が喜びそうなものをと、
買ってきたのはこれ。

前から気になっていた「レーブドゥシェフ」のシュークリーム。

HPにある「story」をクリックして、こだわり素材の#2クレーム・パティシエールを見て、
絶対に食べてみたいと前々から思っていたんですよね。

いつも行列ができているので諦めていたのですが、
今日はわずか3人しか並んでいなかったので2個購入。

HPの文言どおり、凄く濃厚で、しかも後味さっぱりです。
少し高かったけど、このシュークリームを食べると、今まで食べていたものは何だったのか、と思うほどです。

そしてもう一つはモロゾフのプリン。
きっと関西の家庭には最低1個や2個、モロゾフのプリンのガラスの容器があるはず。

HPによると、耐熱性は無いので、オーブン料理には使えないらしい・・・

以前この容器で蒸しプリンを作ったことがあるので、
蒸すとか電子レンジに使えるくらいの耐熱性はあるんでしょうね。

仕事から帰ってきた相方、凄くよろこんでおりました。


文楽初春公演第二部:義経千本桜と壷坂観音霊験記

2012年01月12日 | お薦め

 

国立文楽劇場での初春公演、第二部に行ってきました。

国立文楽劇場

入り口を入ったところには今回の演目の絵看板。

一階ロビー、そして二階ロビーにはもち花が飾られていて、正月気分たっぷり。

二階が劇場になっています。

劇場です。舞台上部ににらみ鯛の模型と、壺坂寺の常盤勝範住職の揮毫による「辰」と書かれた凧。

ちなみにこの緞帳は「松に波図」です。

今日の演目は
「義経千本桜」の「道行初音旅」「河連法眼館の段」
「壷坂観音霊験記」の「土佐町松原の段」「沢市内の段」「山の段」

「義経千本桜」は、「仮名手本忠臣蔵」「菅原伝授手習鑑」と並ぶ、三大浄瑠璃のひとつ。
二世竹田出雲、三好松洛、並木千柳作の作品で、1747年大坂竹本座初演です。

古今の大当たりを取ったため、ただちに歌舞伎に移され、1748年に江戸中村座で上演されています。

有名な段は二段目の「大物浦」、三段目の「すし屋」、四段目の「道行」、「河連館」ですね。

「道行初音旅」は「恋と忠義はいづれが重い、かけて思ひははかりなや」ではじめる、
静御前と忠信(狐が化けている狐忠信)の有名な道行ですね。

「河連法眼館の段」はほんまもんの佐藤忠信と源九郎狐が化けた忠信が鉢合わせするところ。
源九郎狐は実は静御前が持っている初音鼓の皮の狐の息子。
両親を慕い、京都から芦原峠を超え義経のもとを訪れる静御前のお供をしています。
ほんものの佐藤忠信が姿を現したため、これまでのいきさつを説明。
狐の親を思う心情、そして静御前を守ってくれたことで義経は初音の鼓を源九郎狐に与えると、
感謝した狐は義経を狙う吉野山の悪僧を神通力で退治して、空を飛んで立ち去ってゆきます。

いつもこの段では泣いてしまうやじですが、やはり今日も涙を流してしまいました。

最後の場面では狐の姿にもどった源九郎狐が、それを遣う桐竹勘十郎と宙乗りになり、
それとともに大道具の御殿の屋根が下がり、
狐が桜の花びらを撒き散らしながら、本当に空高く飛んでゆく趣向です。

次に30分の休憩です。

今日の夕食は高島屋で買ってきたまい泉のカツサンドです。

「壺坂観音霊験記」は「三つ違ひの兄さんと・・・」で有名な義太夫ですね。
浪花節では「妻は夫を労わりつ、夫は妻を慕いつつ・・・」で有名。

もともとは明治8年に書かれた浄瑠璃「西国三拾三所観音霊験記」に
二世豊沢団平・加古千賀夫妻が作曲を施し
明治12年に大坂大江橋席で初演された作品です。

「沢市内の団」では竹本源大夫、鶴澤東蔵の親子の共演です。
前々回の公演で両人が襲名したのですが、
このときは源大夫さんが病気のために口上だけに出演、
前回の公演でも自分が行ったときにはやはり源大夫さんが休演。
なのでこのコンビでの襲名後の演奏を聴くのは初めてでした。

くしくも今回の出し物は両方奈良県が舞台です。
近鉄南大阪線(今オウム真理教の平田容疑者が逃亡していたときに使われていた路線です)の、
「壺坂」そして「吉野」が舞台ですね。

壺坂寺は、小学校のときに左目に入った鉄粉がさびて、
あわや失明という時にお参りした寺です。

吉野山、一昨年秘仏の本尊の特別開帳のときに行ったのですが、
そのときに「花矢倉」に立ち寄ったのですが、そこが道行の場所とされています。

帰りに記念スタンプを。

沢市なんとなく団十郎に似ているような・・・

お土産に毎年恒例の文楽カレンダーを買いました。

     

     

 

 


「奈良百景展」:イトーヨーカドー奈良店5F奈良市美術館

2011年08月13日 | お薦め

仕事の帰り、夕食の材料を買いに、イトーヨーカドー奈良店に寄ってきました。
そこの5階には奈良市美術館があります。

もともとイトーヨーカドー奈良店は、昔そごう百貨店であったのですが、
撤退に伴ってしばらく空き家になっていたのですが、
その建物をそのまま使ってイトーヨーカドーが入ったんですね。

そこで行われている奈良市美術家協会30周年記念の「奈良百景展」を観てきました。

「奈良百景」は、平成10年(1998年)、奈良市制100周年記念事業の一環として、
市民から募った「私の好きな奈良」を題材に、奈良市美術家協会の画家65人が製作した100点の作品です。

平成16年にもユネスコの世界遺産登録を記念して同美術館で公開されましたので、
これが7年ぶりの公開となります。

入り口には辰巳文一氏による「参道の秋(二月堂への石段)」が展示されています。

ここは多くの画家がモチーフにする場所ですね。
ちなみに、ここの写真を載せたことがあります。

描かれている場所の大半は行ったことがありました。
ちょっと遠い「滝阪の道」や「若草山ドライブウェイ」、「ほうそう地蔵」は残念ながらまだ行ったことがありませんが。

すべてが写実的な絵画ではなく、抽象的なものや、もうデザインとしか言いようの無いものもありますが、
一つ一つ観て行くと、そこへ行った当時のことを思い出します。

残念ながら、明日が最終日。
明日も行ってみるかな?

 奈良の100通りの眺めが楽しめる奈良市美術家協会30周年記念「奈良百景展」(奈良市美術館、同市文化振興センター主催)が5日、同市二条大路南1丁目の市美術館で始まった。14日まで。

 「奈良百景」は平成10年の奈良市制100周年記念事業の一環として、市民から募った「私の好きな奈良」を題材に同協会の画家65人が100点を制作した。公開は7年ぶり…

 奈良の100通りの眺めが楽しめる奈良市美術家協会30周年記念「奈良百景展」(奈良市美術館、同市文化振興センター主催)が5日、同市二条大路南1丁目の市美術館で始まった。14日まで。

 「奈良百景」は平成10年の奈良市制100周年記念事業の一環として、市民から募った「私の好きな奈良」を題材に同協会の画家65人が100点を制作した。公開は7年ぶり…


物忘れが目立つようになったから:スーパー記憶術

2011年08月09日 | お薦め

物忘れが目立っているやじです。

某雑誌でたまたま「40代~80代まで物忘れが目立つようになったら『スーパー記憶術』」という記事。

大事なことは
口に出して言う、ノートに記録する
ことらしいです。

そして、脳を「楽」に働かせ、脳機能の低下しにくい生活習慣も記載されていました。

1.朝か夜、予定リストを3つ作る
2.一番嫌なことを先にする
3.必要の無いものを減らす
4.仕事の中心は午前中に置く
5.通勤時間を工夫する
6.座って話すことを減らす
7.テクノロジーから離れる
8.人に任せる
9.電話、会話は最小限に
10.行動は最短距離で
11.お金は有効に
12.ちん入者は避ける
13.記憶力を高める
14.よく眠る

らしいです。

3は、一番苦手なこと。
でも現在進行中です。


マジクール:まじ涼しく感じました

2011年07月30日 | お薦め

今日、明日と、昼から以前から依頼されていたアルバイト。

午前の勤務を終えて外に出ると、自転車が濡れていました。
にわか雨が降ったようです。

職場前の植え込みのシロツメクサにシジミチョウ。
小さかった頃はシジミチョウのこと、地味~な蝶々やな、と思っていましたが、
良く見るとなかなかおしゃれな蝶々ですね。

仕事に行く前に近くのスーパーで昼食。
店でいなりずしを買って、フードコートでぶっかけ冷やしうどんとコロッケ。

「マジクール」なる、首に巻いて使う保冷剤を見つけて買ってみました。
水に漬ける前は、ペタンコだったので一体どうなるのか不安だったのですが、
水に漬けて5分ほどしたら水を吸ってパンパンに。



早速首に巻いてみましたが、冷たくって気持ちいい。

そこから自転車に乗ってアルバイト先へ。
10kmほどあるのですが、涼しく過ごせました。

ただ、これ、どうやって洗うんやろう?
洗剤を入れた水で洗ったら、洗剤吸いそうだし、
洗わないと汗を吸って匂いそう・・・

ハンカチを巻いたらいい?


産経新聞夕刊:毎週火曜日「文楽に逢う」

2011年05月10日 | お薦め

今週から毎火曜日に、産経新聞で「文楽に逢う」という新企画が始まります。

今週は近松門左衛門の「女殺油地獄」を中心に人形ならではの迫力のある動きにスポットをあてています。

 

その記事を読んだ後、夕食を作ります。
そろそろキャベツが微妙な感じになってきたので、
キャベツの処理を考えて焼きそばです。

人参1/2本、キャベツ、ピーマン1個、豚肉で。
いつもは豚肉→人参→ピーマン→キャベツの順に炒めて最後に麺をいれてその後ソースを投入ですが、
なんとなく水っぽくなるのが気になっていました。
で、今日は先に麺を炒めておいたのですが、水っぽさが少なくなった気がします。

仕上げに鰹節と青海苔をふりかけて完成。

食事をしながら今日の郵便物をチェックしていると、こんな葉書が。

いつも行く歯科医院からです。
三ヶ月ごとに通って、歯のメンテをしてもらっています。
前回行ってから二ヶ月半になるので、予約のお勧めのようです。
一度行くと30分くらいかけて歯石をとったり、歯のクリーニングなどをしてくれるのですが、
これが1000円しないんですよね。
で、帰りに歯ブラシとデンタルフロスをくれるんです。
モトとれているのかと心配になります。

 


ちあきなおみ・でらっくす:マツコデラックスではなくって

2011年03月07日 | お薦め


先週購入したものの、今日初めて聴きました。
バリエーションが凄いですね。
ポップから演歌まで。


ちあきなおみ、といえば、初めて生で聴いた歌手です。
小学校くらいの時やったかな、地方の会館に来て、「喝采」を歌われたのを聴きました。
子どもながらに、切ないうたやな~って思いましたね。


確か前にも一枚彼女のCDを買ったはず。
最近聴いていないな~。
どこを探せば出てくるかな?


二週間後:若草山焼きです

2011年01月07日 | お薦め

成人の日に行われていた若草山焼き。
自分が初めて見たのは、高校三年生のとき。
当時、センター試験は共通一次試験といわれており、
1月15日、16日に行われていました。
試験会場は奈良女子大学。


実家から奈良女子大学までは電車を三回乗り継いで、二時間ほどかかります。
なので、奈良市内のホテルか旅館に宿泊しようとしたのですが、
当然山焼きのために、どこも予約がとれませんでしたので、
大和郡山市の親戚の家に宿泊。
一日目の試験が終わってバスに乗って親戚の家に帰る途中、
バスの窓から山焼きを見たのを覚えています。


さて、今年の山焼きは、天気がよければ1月22日です。
午後六時に奈良礼賛大花火の打ち上げが行われ、
十五分後に若草山の麓から一斉に点火されます。


近鉄の駅で山焼きのパンフレットをゲットしましたので紹介します。


 


 



この表紙の写真のような光景を期待するとがっかりされると思います。
多重露光で撮影するとあのような光景に写るのですが、
実際はもっとしょぼいです。


見所となる奈良公園、平城宮跡、大池などでは交通規制が行われます。

奈良公園に行かれる方は、自家用車で来られるなら、新大宮駅付近のコイン駐車場に駐車して、
近鉄電車で一駅、近鉄奈良駅で下車。徒歩で行くのがいいですね。
あるいはJR奈良駅近くのコイン駐車場、あるいは駅の地下の駐車場に駐車して、
徒歩かバスで行かれるといいですね。


平城宮跡に行かれる方は、近鉄西大寺駅から徒歩か、
近鉄西大寺駅周辺は普段でも渋滞するし、コイン駐車場が少ないので、
やはり近鉄の新大宮駅付近に駐車して、近鉄電車で一駅、西大寺駅から徒歩がいいですね。
新大宮駅から徒歩ってのもありですが。
あ、新大宮駅からいイトーヨーカドー行きの無料お買い物バスに乗って、
イトーヨーカドーから歩いてゆくのもありかも。


大池付近は駐車場がほとんど無いので、近鉄西の京駅から徒歩になりますが、
かなり遠いです・・・


そうそう、写真を撮るには三脚が必要ですよ。