山間部では雪が降っているらしいのですが、
奈良市内の市街地では雪の「ゆ」の字も見えません。
そんな中こたつにもぐりこんでテレビ三昧のやじです。
NHK BShiで日本四大絵巻の特集を四夜連続で放送中です。
昨日は「伴大納言絵巻」
今日は「信貴山縁起絵巻」
明日は「鳥獣人物戯画」
あさっては「源氏物語絵巻」
いずれも高校の日本史で学んだ絵巻ものです。
その裏番組ではNHK 教育で新春檜舞台で、
義太夫「傾城恋飛脚」をやっていて、
そして夜の九時からは、歌舞伎座、松竹座での初芝居の中継です。
予定は歌舞伎座から「助六」
江戸歌舞伎の有名な演目ですね。団十郎が助六です。
そして松竹座から「沼津」、「吉野山」。藤十郎が十兵衛、我当が平作、秀太郎がお米。
江戸歌舞伎、上方歌舞伎を知るには絶好の演目だと思います。
歌舞伎を観に行くのは敷居が高い、と思われる方にはちょうどよいのでは、と。
実際に観てみたい、というかたは、是非劇場へ!
やじは松竹座に10日の夜の部、13日の昼の部のチケットゲットしてあります。
助六は話の筋はともかく、
颯爽たる助六の姿、
たくさん出てくる脇役の面白さがなんともいえない、
華やかな舞台でまさに新春!って感じですね。
さすがにNHKですから、
例の差別用語は音が消されていましたが。
沼津の方は、カット・カットで、
芝居自体を楽しむ放送ではなくって残念。
でも、悲しい話。新春向け?
どうせなら、「引窓」なんかがよかったかも
十兵衛を仁左衛門がやれば、
松嶋屋一家総出演になりましたのにね。
仁左は歌舞伎座ですものね。
去年のOGbの集まりでも、
「歌舞伎とか文楽って難しそうやもんね。」
ってことになってしまいました。
でも、一度職場の同僚を文楽に連れて行ったら、
すっかりはまってしまっています。
四大絵巻、残念ながら我が家はBS-hIは見れません。
そのうち地上波で再放送するでしょうから、少し待ちましょう。
これから初芝居、夜の部です。
NHKで生中継、中継車が並んでます。
今日は3階1列なので、着物の人に嫌な思いはさせられずに済みそう‥良かった。