一応相方には声をかけたのですが、
「独りで行ってきて~」と断られたので、
元カレと京都での博物館二箇所に行ってきました。
元カレは京都の人で、いろいろ街案内もしてもらえるかも~って。
えっ、京都の大学に行っていたやんって?
そうですけど、勉強に夢中だったので、大学周辺のことしか知りません・・・
まず近鉄京都線で「竹田」駅まで行き、
そこから京都市営地下鉄に乗り換え、「烏丸御池」に。
京都文化博物館の前にあるマクドで待ち合わせて博物館に。
今日の目当ては「ホノルル美術館所蔵 北斎展」。
ホノルル美術館には10000万点もの浮世絵版画が収蔵されているそうです。
葛飾北斎生誕250周年に当たる今年、170点の北斎の浮世絵が展示されます。
期間は2/1~3/25ですが、2/26までの前期と2/28からの後期で作品は全て入れ替えです。
非常にクォリティーの高い浮世絵でした。
ただ、人多すぎ!
さて、国立博物館へ、と思っていると、三階の展示室で
「京都府コレクション 麗しの京美人展」というものをやっていて、
元カレさんがこれは見なければいけませんよ~
と言って、ここも観ることに。
元カレさんはこういうものにも造詣が深く、いろいろと京都画壇のことも説明してくれました。
昼ごはんは先斗町の「大黒屋」でそばでも食べようということになって、
三条通を東に向かって歩きます。
途中に古い建物もまだ残っていましたが、
自分が大学生の頃(20年前)とはすっかりその様相が変わっていました。
三条通をどんどん進んで寺町通と交わるところにあるのが三嶋亭本店。
道頓堀のはり重よりも高そうな牛肉が売られています。
寺町通りを南にしばらく行くと、左手に三角形のスペースがあり、その向こうに誓願寺。
誓願寺は飛鳥時代、天智天皇6年(667)、天皇の勅願により創建されました。
もともとは奈良にあったのですが、鎌倉初期に京都の一条小川に移転し、
その後、天正19年(1591)に豊臣秀吉の寺町整備に際して現在の三条寺町の地に移されたとか。
清少納言、和泉式部、秀吉の側室・松の丸殿が帰依したことにより、女人往生の寺として名高く、
また源信僧都は誓願寺にて善財講を修し、一遍上人も念仏賦算を行なわれたそうです。
平安時代後期、法然上人が興福寺の蔵俊僧都より当寺を譲られて以降、浄土宗になり、
現在は法然上人の高弟・西山上人善恵房證空の流れを汲む浄土宗西山深草派の総本山です。
誓願寺の南の細い路地をくねくねと入っていって裏寺町通へ。
この辺りは名前のとおり多くのお寺が並んでいます。
しばらく行くと広い通りに出るのですが、その左前にあるビルが、実はお寺「正覚寺」。
少し奥に入ってみると、赤門があって、「白蛇弁財天」の大きな提灯。
河原町通りを渡って少し北に歩き、右に折れてしばらく進むと、木屋町通りの少し手前の左手に大黒屋さんがあります。
店内に入ると右側にはそばを挽く昔の機械が鎮座しています。
季節のお薦めということで、京野菜である鷹ヶ峯の辛味大根をつかったおろし蕎麦を。
もうそろそろこの辛味大根が手に入らなくなる季節だそうで、なんとか間に合いました。
さて、先斗町に入って、四条通を目指します。
この通りと木屋町通りの間には細い路地があちこちにあるのですが、
その中には通り抜けができるものと、袋小路になっているものがあるので、
どちらかを示す看板が出ています。
いづも屋さんを過ぎると四条通。
鴨川を渡って京阪四条駅に向かいます。
歳の瀬に顔見世興行が行われる南座が見えてきました。
地下の京阪四条駅から特急で一駅目が京阪七条駅。
東山へ向かって国立博物館まで徒歩7分です。
京都国立博物館では「中国近代絵画と日本」が行われています。
会期は1/7~2/26
一部が前期と後期で展示入れ替えです。
今日が前期の最終日。明日は休刊日で、明後日から後期となります。
右の写真は、大日如来像、馬町十三石塔と国立博物館です。
多くの絵画が展示されていて、途中から疲れてきます。
全部観終わった後、博物館内の「からふね屋」で珈琲をいただきながら、
元カレさんと久しぶりの雑談。
東大寺ミュージアムと入江泰吉記念奈良市写真美術館に行きたいそうです。
ってことで、今週の水曜から泊りがけでやってくることになりました。
気づくと外はすっかり暗くなっています。
博物館前で別れて、市バスに乗って京都駅へ。
ちょうど奈良行きの急行が発車5分前。
ラッキーなことに座れました^^。
泊りがけとかで奈良に来ても、部屋ではちあわせとかならないんですか・・・・
・・・って大きなお世話ですが、その辺はオープンなものなんでしょうか?
焼けぼっくいに、なんてあり得ないのです。
元カレと今カレと自分の三人でドライブに行った事もありますし。
この前は元カレがそのカレを連れてきて、
自分と今カレ、元カレとそのカレと
家で泊ったこともあります。
もちろん別の部屋で、ですけれども。
元カレとは、芝居や音楽、芸術の話が合うので、その関係に関しては今カレは「どうぞ御好きに」という感じです。