涙と笑いのHIV奮闘記

自分とは無関係と思っていた病気と思いがけなく向かい合い、闘病を続けるオヤジの日記。
仕事に趣味に彼氏との生活に奮闘中。

あれほど騒いでいたのに・・・:新型インフルエンザ

2009年08月17日 | 病院

一人目の患者が出た時は厚労省大臣が夜中にもかかわらず記者会見をし、
まるで大パニックになった新型インフルエンザ。
市場からマスクが消え、消毒薬が消え、町中マスクをした人であふれたのが、
遠い昔のように感じています。
街中でマスク姿の人を見ることもなくなり、店頭にはたくさんのマスクが売られています。


のどもと過ぎれば熱さ忘れる、そんな状況です。


夏になれば自然に感染者が減る、といわれていたのに、
現実をみると次第に感染者が増えている現状です。


WHOのまとめによると8/6の時点で新型インフルエンザの患者は170カ国以上に拡大していて、
患者数は17万7000人、死者は1462人となっているそうです。
国内では子供がインフルエンザ脳症となり、沖縄では成人が死亡したとか。


奈良県に目を移しても、まほろば総体が始まって、県外から来た高校生に新型インフルエンザ患者が発症し、
高校野球の代表校天理高校の野球部員に新型インフルエンザ患者が発生していますね。


昨日東京に行った時に、久しぶりにマスク姿の人を複数みかけました。
新聞を見ると、一拠点医療機関当たりの患者報告数が多いのは、沖縄県がダントツで、
その次が大阪府、東京都、滋賀県、奈良県ということです。
ああ、だから東京でマスク姿が多いんですね。


さて、インフルエンザの予防のひとつのワクチンなのですが、
今年はどうも不足しそうという話を聞きました。
例年のインフルエンザワクチンを作るのを減らして、
新型インフルエンザワクチンを作るそうです。
どちらも不足する見込みですということ。
いつもワクチンを接種してもらう近くの診療所に電話をしたところ、そういう説明を受けました。
そういうことで既にインフルエンザワクチンの予約を取っているということでしたので、
両方のワクチンの予約をしてきました。
ただ、新型インフルエンザワクチンはいつ手に入るか、入らないかも、わからないということでした。


来月行く予定の韓国でもインフルエンザで二人が亡くなったとか。
旅行中は毎日一回リレンザを吸入しようかと思っています。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
予防接種 (ヨシ)
2009-08-18 07:41:01
賢明ですね。俺もしときたいな。大阪医療センターでお願いしたらいいのかな…。
今日も暑いですね
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ワクチン (やじ)
2009-08-18 18:41:11
>ヨシさん
新型インフルエンザのワクチンはまだ接種対象者が決まっていないため、してもらえるかどうか分かりません。でも、やじは免疫不全というリスクファクターがあるので、できるだけ確保してくれるということです。
きっと医療センターで相談すると確保してくれると思います。

日中は暑いのですが、夜は窓を開けて弱めに扇風機を回すだけで眠ることができます。
来週からは朝の気温が20℃を下回るらしいです。
あと少しの辛抱ですね。
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インフルエンザ (コウ)
2009-08-18 18:43:33
神戸でインフルエンザの感染死亡者が出ましたね。
高齢者でしたがHIV患者も免疫は高齢者並みなのでヤバイでしょうか。

私も予防接種は毎年受けてましたが今年は早めの予約が必要かもしれませんね。
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もうすでに (やじ)
2009-08-19 00:49:01
>コウさん
今日国立感染症研究所がインフルエンザの感染状況をとりまとめ、
「全国的な流行入りに相当する」との見解を発表した。とのことです。
数週間以内に流行入りする可能性があるとか。

アメリカCDCは先月、プレスリリースで新型インフルエンザワクチンの接種対象者について下記のとおり発表しています。

pregnant women, (妊婦)
people who live with or care for children under six months old, (6ヶ月未満のこどもと同居または世話をする人

health care and emergency services personnel, (医療従事者)
people six months through 24 years of age, (6ヶ月から24才までの人)
patients 25 through 64 years of age with chronic health conditions or compromised immune systems who are at higher risk for novel H1N1 infection.(25-64才の人で、基礎疾患のある人、または新型インフルエンザ感染により重症化するリスクのある免疫不全がある人)

だそうです。

なのでHIV感染者は新型インフルエンザワクチンの接種を受けたほうがよいのかもしれません。
日本では、妊婦は原則ワクチンを避けるように言われていますが、アメリカはむしろ妊婦は接種をうけるべきだというのが両国のワクチンに対する姿勢の違いがみてとれますね。
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