洞爺湖から神仙沼へ向かう。
途中で羊蹄山(麓だけ)、真狩村(細川たかしの出身地)、ルスツ、ニセコスキー場の隣を過ぎ、神仙沼へ。
神仙沼ではネーチャーガイドの案内で、沼まで1時間ほどのプチハイキング。
神仙沼は湿原の中にある沼。
神仙沼へは木でできた歩道を歩くので、割と歩きやすい。
かといって、この歩道は湿原を傷めないためのもの。
われわれのために、ではない。
釧路湿原も尾瀬湿原でもそうだね。
この湿原には食虫植物が生えています。初めて見たよ、モウセンゴケ。
沼には多くの水生植物。そして多くのトンボ。オニヤンマにシオカラトンボ、アカトンボ。
とてもきれいな沼でありました。
1時間足らずの散策を終えてもさほど疲れは感じない。
きっと数ヶ月前ならば膝が笑って仕方がなかっただろう。
次はまたバスに乗って積丹半島を横断し、余市へ向かう。
余市といえば、そう、ニッカのウイスキー醸造所があるところ。
そして、フルーツ王国として有名。
とはいえ、ウイスキー醸造所見学ではなく、
醸造所内にある、「樽」というレストランで昼食なのです。
さっさと昼食を済ませて、階上のテイスティングコーナーへ。
代表的なウイスキー2種類とアップルウィスキー、梅酒の試飲。
小さなグラスに底から1cm程アルコールが入っている。
アルコールに弱い我々二人はもうそれだけでフラフラです。
おかげで小樽まで二人はバスの中でぐっすり眠る事ができた。
まるで死んだように眠りこける二人。外は雨。
小樽散策は大丈夫なのか?
小樽に着いて起こされる。1時間半の散策。
幸い酔いも取れ、行動開始。
雨も上がっている。
定番の運河で写真を撮る。
ボランティアのおじさんがいて、二人の写真を撮ってくれた。
いつも二人の写真は、俺が腕を伸ばして撮るので、
俺の顔が大きく写って彼の顔が小ちゃく写って、
しかも構図が同じ。
二人で寄り添って写っている写真は貴重です。
運河は意外と短い。
え、これで終わり?って感じでした。
きっと夜ライトアップするともっと感動したのかもしれない。
倉庫を改造した店を見て、
そのうちのカフェに入って運河をみながらコーヒーとケーキを食べる。
何だかゆったりとして心地よい。
北一ガラス館なんかパスしてしまった。
でも、バスの駐車場に行く途中に小さなオルゴール館やガラス館があって
商品を見てきました。
小樽を出たバスは札幌を抜け、札幌国際スキー場を通過し、定山渓で客を降ろして、
札幌に入る。
札幌は雨。
藻岩山からの夜景見学はパス。
ホテルからすすき野を目指して傘をさして出発!
ライトアップされたテレビ塔、きれいです。
日中は雰囲気ないくせに…。
誰に見られても困らないし手を繋いで相合傘です。
このニッカのネオンが見えるとすすきのに来たな~って思います。
この看板の下には有名なすすきの交番があります。
札幌在住時にすすきのでよく通った炉辺焼き「美味しい店やじろべえ」へ向かいます。
が、店が無くなっていました。
店の前まで行くと、どうも改装中のようです。
道を渡ったところに支店があったはず。
ありました、ありました。
ホッキ貝、ツブ貝、ホタテ貝の刺身の盛り合わせ、サーモンの刺身、
ホッケ開きの塩焼き、海老のマヨネーズ炒め、鶏と豚肉の串焼き、
そして俺は生中、彼は酎ハイを頼む。
これだけで、腹は一杯です。なんと言っても量が多いから…。
次の店行くか~ってこともなく、
ほろ酔い気分でホテルまで歩いて帰りました。
二人ともベッドに倒れこみ、そのまま。
北海道最後の夜は何も無く過ぎてゆくのでした。
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