涙と笑いのHIV奮闘記

自分とは無関係と思っていた病気と思いがけなく向かい合い、闘病を続けるオヤジの日記。
仕事に趣味に彼氏との生活に奮闘中。

HIV検査普及週間:今日から

2007年06月01日 | HIV

先日の記事から

 厚生労働省のエイズ動向委員会は22日、
06年に国内で新たに報告されたエイズウイルス(HIV)感染者が952人、
エイズ患者が406人で、いずれも過去最多を更新したと発表した。
感染者と発症者の合計は1358人で、2月に公表した速報値(1304人)より54人増えた。
エイズ発症者が年間400人を超えたのは初めて。
新規感染者の内訳は男性863人、女性89人。
30代が321人から390人、40代が121人から164人に増えたのが目立つ。
感染経路は同性間の性的接触が63%、異性間接触が23%だった。
【毎日新聞 2007年5月23日】

やっぱり増えているんですね。
勿論検査をするから増えているという側面もあって、
実際に感染者が増えているかどうかはわかりません。
ようやく奈良市でも土曜に即日検査ができるようになりました。
ただし、予約制です。ふらっと行って検査してもらえるわけではないです。

 

そして今日からHIV検査普及週間です。

HIV:検査普及へセカンドライフで「コンドーム」配布 

絢香、安田大サーカスも協力

 HIV検査普及週間(6月1日~7日)を前に厚生労働省は28日、お笑いタレントの安田大サーカスらが
東京・新宿の歌舞伎町広場などに登場するトークイベントを実施。
1日からは世界で600万人以上が登録するオンラインゲーム「セカンドライフ」でコンドームのアバター配布や、
歌手の絢香さんが全国FMラジオを通じて呼びかけ、検査の必要性を訴える。
 同週間は、無料のHIV検査を普及するため、夜間や休日の検査を全国で実施するもの。
東京のほか、30日に名古屋(栄小公園)、31日に大阪(アメリカ村三角公園など)で、
お笑いコンビのアメリカザリガニらが街頭でキャンペーンを展開する。
また、セカンドライフ内では期間中、PR会社ベクトルの「プレスセンター」で、コンドームのアバターを無料配布する。
 同日開かれた会見で、安田大サーカスのHIROさんは「コンドームをつけましょう。コンドームは大事!」と叫んでいた。
【毎日新聞2007年5月28日】

芸能人のイベントのスケジュールは上記のリンクからどうぞ。

ところでアバターって何?「痘痕(あばた)も笑窪(えくぼ)」とは関係ないよね。

 

やじがHIV感染者、そしてAIDS患者と診断されもう3年。
主治医から患者さんが増えていることを、残念そうに話をされました。
奈良から通っている人も多いとか。
地元でかかる不安(やっぱりまだ差別されそうな不安)、
そして奈良医大が通院に不便という状況。

やじも奈良で検査を受ける勇気はありませんでしたね。
仕事帰りに、夕方検査できるところがたまたま通勤路の途中にあったし、
近畿ブロックのセンター病院が地下鉄中央線の駅のすぐ上にあるので、
今も大阪の病院に通っています。

「患者さんが増えると、奈良の人は奈良の病院に行ってください、
っていわれるのじゃあないですか?」
と質問したところ、
「いえ、やじさんはこちらで診てゆくつもりです。
それにやっぱり特別な配慮の要る疾患ですから、
その他の人でもこっちで診る方がいいと思います。」
と涙の出るような事を言っていただけました。


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