朝から強い風と寒さの大晦日となりました。
大晦日(おおつごもり)といえば、大学の教養時代の日本文学で井原西鶴をとったのですが、
「日本永代蔵」「世間胸算用」「西鶴織留」を学びました。
「世間胸算用」はその副題が「大晦日は一日千金」となっていて、
そのすべての話題が大晦日の出来事が設定となっています。
一つだけ覚えている話は、
大晦日の日に、蛸の足を一本切り取って打っていた行商の魚屋。
ご隠居さんがそれを見つけてとがめる。
魚屋の捨て台詞、「大晦日に暇にしているヤツの居る所には来ない」
さて、今日の昼相方が部屋の掃除をしてくれている間に、
おせち料理を詰めました。
黒豆、棒鱈、昆布巻、栗きんとん、田作り、筍の煮物、大根なますは昨夜のうちに作っておいたんです。
伊達巻はスーパーで買ってきて、
小烏賊の中にシシャモの卵を詰めて煮たものも買ってきて、
海老を茹でて、
蓮根と牛蒡の炒め煮を作って。
完成品がこれです。
紅白を見ながら食べようね、と言っていたのに・・・
ちょっと味見ね、といいながら、あっという間に完食してしまいました~。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます