涙と笑いのHIV奮闘記

自分とは無関係と思っていた病気と思いがけなく向かい合い、闘病を続けるオヤジの日記。
仕事に趣味に彼氏との生活に奮闘中。

なら瑠璃絵の下見:奈良公園

2012年02月11日 | 奈良

行ってきました、奈良公園。
近鉄電車で奈良駅へ。そこから歩いて興福寺へ。

そこで気付く、一眼レフデジカメのメモリーカード忘れてきた~。
仕方が無い、コンデジで撮るか、と思うと、バッテリー切れ・・・。

今から電機店に行ってメモリーカード買うか?
いやいや、無駄遣いは××。

ってことで、久々に携帯電話のカメラ機能を使いました。
いろいろいじっているうちに、画質の調節機能やらを発見して、一番画質がいいモードに。
今回は画像が多いのでお許しを。

いつもの如く南円堂にお参りして、春日大社に向かいます。

春日大社へ向かう途中の道の両側に並ぶ灯り。
ここからしばらく行くと一の鳥居に着きます。
途中あちこちに鹿。

 

一の鳥居を抜けて少し寄り道して片岡梅林へ。
梅のほとんどはまだ蕾なのですが、
よく目をこらすと所々に花が咲いています。

 

少しもどって飛火野。
観光客がほとんど居なくって、落ち着きます。
高円山や春日山、若草山が良く見えます。
雌鹿や小鹿が多いので、駅付近で鹿せんべいを買い、この辺りでやると安全です。

再び参道へ戻ります。
参道の杉、もうそろそろ花粉を飛ばす準備ができているようです。
参道には燈籠が立ち並んでいます。
この燈籠には「御免綿問屋」と彫られています。
江戸時代の大和の名産といえば、麻から作る「奈良晒」。
ただ、晒は高級な織物だったので武家階級に好まれ、
庶民には木綿の需要が多かったようです。
収穫された実綿はそのまま郡山城下の綿繰屋へ売られ、その種子と繊維を分ける綿繰加工を施されたようです。
その様子がこの前行ってきた民族博物館に紹介されていました。

その木綿問屋の寄進による燈籠なんでしょうね。

 

万葉植物園につきあたり、右に曲がると、「ミラーボーラーズ」というイベントの会場になっています。
真っ暗な参道にこのオブジェの中にライトがともされ、幻想的な風景になるようです。
もう少し向こうに行くとEPSONのART PROJECTIONの行われる場所があるようですが、
ちょっと疲れたので、ここから引き返して新公会堂へ向かうことにしました。

 

新公会堂へ向かう道端の溝の中にもライトが。

新公会堂です。

 

新公会堂の中を通って裏に出ると、ここにも多くのオブジェが。
夜にはこの庭がライトアップされるようです。
あちこちに灯りがみえています。

 
 
 

新公会堂の裏では「しあわせココア」と呼ばれる、創業が1615年といわれる黒川本家による吉野本葛入りのココアが販売。
一杯500円という、微妙な価格です。

公会堂の前には提灯や灯りが並んでいます。

 
 

ここから北に向かって歩くと、左前方に大仏殿、右にシルクロード館。
そこにもライトアップの仕掛けがあちこちに。

 

そのまま行くと、秋には黄金色の葉を沢山つけ、そして地面も落ち葉で黄金色になる、
大きな公孫樹があるところに。
秋には三脚を持ったカメラマンが大挙して押し寄せる場所です。

そこを突っ切ると手向山八幡宮の鳥居と手向け山八幡宮の建物の朱色が木々の間から覗きます。
八幡宮は大和朝廷が薩摩の隼人族と戦った折、大和朝廷側に味方したといわれる宇佐八幡をお祀りした神宮です。
東大寺を建立する折、鎮守のために宇佐八幡から分祀して手向山八幡宮を作ったとか。

 

ここから西に向かうと東大寺大仏殿。
大仏殿もライトアップされるようです。
大仏殿の前にもライトが並べられています。

 

大仏殿の前には、そのレプリカが先日訪れた京都国立博物館に飾られていた八角灯篭。

 

大仏殿への入り口の前を通り過ぎ、さらに西に向かうと戒壇院(戒壇堂)です。

途中の道端にはいくつかの石仏・石碑が並んでいて、そこから後を見ると大仏殿。

 

しばらく行くと右手に戒壇院。
階段を昇ってゆきます。

 

たどり着きました。
この戒壇院もライトアップされるとか。
この戒壇院には有名な四天王像が安置されています。
先日訪れた入江泰吉記念写真美術館に、その四天王像の写真が展示されています。
広目天が有名なのですが、

自分はどちらかというと持国天が好き。

裏に廻って、北門から東大寺境内を離れます。

 

そこから国道369号線に出て、再び国立博物館へ。
二条大路まで出ずに途中で左へ曲がると、目の前に若草山と、南大門が目の前に見えてきます。

そこから国立博物館へ。
本館(仏像館)の裏側に出ます。
この前の夏の燈火絵ではART PROJECTIONはこの建物に映像を写したんですよ。
(有料でしたが…)
今回は新館(正倉院展が開かれる方)の影に映像を映すそうです。

 

新館と若草山。
新館からみた本館。
ここにも灯りが並んでいます。

 

 一番いい画質にしたとはいえ、所詮携帯のカメラ機能。
しかもかなり古い携帯ですから、大したことはないと思っていたのに、
案外しっかりと映っていますね。

欠点はシャッター音。
ちょっと恥ずかしい…
iPhoneだとシャッター音を消すアプリがあるとか。
とはいえ、この携帯でも使いこなせない自分には必要ないです。

 

 

 



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