涙と笑いのHIV奮闘記

自分とは無関係と思っていた病気と思いがけなく向かい合い、闘病を続けるオヤジの日記。
仕事に趣味に彼氏との生活に奮闘中。

HIV講演会に参加:まあ、ほぼ知っていたことですが

2009年06月25日 | HIV

午後にHIVの講演会に参加してきました。
奈良市はHIV啓蒙に力を入れているとか。
そうかな~。
たまに市役所の通路にポスターなんかが貼り出されていますが、
わざわざ市役所まで行って見るとはとても思いませんが・・・


まず、保健所の取り組み、学校での取り組み、無料検査の話がありました。


奈良市保健所の無料検査は第1・3月曜日の13:30~15:00で、要予約。
奈良県では他に郡山、葛城、桜井、内吉野、吉野保健所でも行われていますが、
いずれも平日の日中。
郡山だけ、第4火曜日の17:30~19:00の夜の検査があります。
もし奈良市保健所で陽性と診断された場合は、不安な人には病院まで保健婦さんが同行します、とのことです。


「検査に訪れる人は10代、20代でほぼ7割。これは高校や大学の文化祭でPRしたせい。」
ということです。でも、ちょっと違うんとちゃうかな、と思って、

「本来は30代の患者が多いはずですが、平日になんて検査に行きにくいから保健所に行っているのでは?
自分の知る限りでは、大阪の夜間検査、休日検査に行く人が多いと思います。
奈良市でも月1回でいいので夜間や休日に検査を行う検討がされているか?」
と質問したところ、

「人的体制がとれません。」とのことでした。

えっ、人の命にかかわることなのに「人的体制」?
不況なのですから、時間外手当を払って人を雇えばいいのに・・・


後は、県立奈良医大の感染症科の医師の講演でした。
新しい薬の紹介、
県立奈良医大の患者の数や動向、特徴など。
「早期発見、早期治療」の話、そしてどういう時に感染を疑うか、など。


その中で県立医大でフォローしている患者さんの住んでいる所を示していましたが、
ほぼどの市町村にもいらっしゃるようで、
五条市と吉野郡だけが居ない状態でした。
もちろん、自分のように大阪とか京都に行っている人がいるのでしょうけどね。


「県北部の患者様はおそらく交通の便の良い大阪に行かれているので、
この分布は実際のものとはかなり違います」と説明されていましたが、
決して交通の便だけがその原因ではありませんよ~。と思ってしまいます。


講演会が終わってから泳いできました。
今日のプールは「奈良市西部生涯スポーツセンタープール
二時間800円ですが、障害者手帳を提示すると無料です。
水中ウォークを100mしてから、ゆっくりと習った事を思い出しながら、
クロールで500mほど泳いできました。
でも、体重は変わらず・・・


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
みんな他人事ですから (M.I)
2009-06-26 22:52:14
都内では土日に検査可能な所が出来てから30代以上の陽性者数がかなり増えたそうです。
自分もそうなのでよくわかります。
外勤なら、ちょっと寄り道も可能かも知れませんが、結果を聴きに行くのを含めて平日に2回も時間を作るのは少々厳しいです。

夜遅くまで営業とか、そんな形態を増やしたら新しい陽性者数はスゴイことになりそうですね。
返信する
Unknown (やじ)
2009-06-27 20:44:53
>M.Iさん
やっと奈良県では迅速検査が行われるようになりました。採血をして一時間後に結果がわかるらしいです。

今の新型インフルエンザも、東京では検査対象は「海外渡航歴がある、感染者と接触した」者ということで、検査されていないだけのようなので東京の感染が遅かったという話もあります。

誰に検査の機会を与えるか、それが重要な戦略だと思います。
返信する

コメントを投稿