クラゲ男のフワフワ日記

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さようならマイルーム

2022-12-23 14:32:57 | 日記
 今日は独身時代に住んでいたアパートの受渡日だ。仕事を午前中に切り上げ、残っていた荷物をクルマに運び少しだけ掃除した。















この部屋は少し思い入れがある。
引っ越したのは今年の2月。雪が降っていた日だ。

前の結婚で住んでいたアパートを引き払って単身者向けのこの部屋に引っ越したのだ。

引っ越した頃は付き合ってた彼女に年末フラれ、失意のまま新しい生活を求めていた。

その引越しから一週間位で彼女から連絡があり、復縁して今年結婚した。

人生は何があるかわからない。

この部屋に越してから、2か月後に彼女が週末泊に来るようになった。

楽しい週末だった。

6月にはいると、結婚式の準備で忙しくなり彼女は部屋に来なくなった。

代わりに7月頃から隣に住むカップルが毎晩騒いでいて管理会社に2回苦情を入れた。

結局、事態は改善することがなかった。

そうこうする内に結婚式を挙げ新しい部屋を探すようになると隣の部屋のことなんかどうでもよくなった。

今は防音バッチリで住民もおとなしい人たちで暮らしやすい。

たった10カ月に満たない間だったが、やはり、部屋を出るときは感慨深くなる。

このブログをアップした後、すぐに管理会社が明渡しの立ち会いに来る。

さようならマイルーム


引越し貧乏

2022-12-03 07:52:40 | 日記
 今月に入って一気に冬の寒さがやって来た。自分の記憶が正しいと、10月5日から夏の陽気から秋の陽気になった。そこから、今月の1日から冬の寒さになったと思う。
 今年は秋の陽気が長く続いた。十分、秋を堪能した。

 さて、今日はこれから新居に引っ越す。クラゲ男にとって引越しは4回目だ。中々多いと思う。

 人生初の引越しは10年近く前だ。実家からの引越しだったので、仕事を休み、レンタカーで荷物を運んだ。軽のクルマに洋服、肌着、コートを載せた。荷物はほとんど無かった。

 その後、結婚を機に2回目の引越しをした。このときは若干荷物があったが、全部レンタカーで運び込めた。

 3回目は今年の2月だ。離婚を機に一人住まいへの引越しだった。
冷蔵庫、洗濯機、食器棚など一通りの家財道具があったので、初めて引越し会社を頼んだ。

 そして、今日が4回目だ。家財道具は先週引越し会社が運び出してくれ、今日、新居に家具が運び込まれる。

 引越しは云うまでもなく金がかかる。また、エネルギーも使う。

 人生初の引越しはドキドキしたが、3回目からは非常に億劫になる。

 古いアパートは今月の下旬までに明け渡せば良いから、荷物は少しずつ運び出すつもりだ。
トーストの朝食を済ませ、荷造りをこれから行う。



秋を愉しむ その2

2022-11-03 22:17:35 | 日記
 今日は上天気だった。特に予定がないので家で過ごしていたが、無性に出掛けたくなった。

 時計を見ると午後2時半だった。遠出するには遅すぎるが、休日の余韻に浸りながら黄昏れるには早すぎる時間だ。近場で秋を満喫することにした。

 訪れたのがここだ。

高速を使い、クルマで30分の場所だ。
道の駅に隣接する公園だ。

小高い丘から仰ぎ見る秋の空は空気が澄んで高く見える。

公園内のすすきが美しい。銀色に輝く魔法のほうきのようだ。
小一時間ほど散策すると時間はまだ4時だ。

足を伸ばして湖を見に行った。

暮れなずむ湖に浮かぶ鳥居や橋が美しい。

あの暑すぎる夏や残暑厳しい日々が嘘のように穏やかな陽気だった。

残り少ない秋を満喫出来た。





あいつら、今なにしている?

2022-10-25 06:53:36 | 日記
 休日に部屋の掃除をしていたら懐かしいものが出てきた。中学時代の連絡先一覧だ。
 クラゲ男が学生の頃は、まだ個人情報の考え方が緩かったのでクラスメイトはもちろん担任教師の住所と電話番号を堂々と載せていた。

 リストを眺めると懐かしい名前がズラリと並んでいた。今で言う「スクールカースト」で上位のリア充系、アウトロー系、モブキャラ、オタク、ネクラetc…

 各人の名前を見ると同時に顔とキャラクターが鮮やかに思い出せた。

 試しに何人かの名前をネット検索した。「あいつ今何してる」というテレビ番組があるが、そんなノリで見ていると、何人もFacebookをやっていた。

 リア充系は卒業後もリア充だ。一方でモブキャラ系も何人かFacebookをやっていた。

 皆、いいおっさんだ。結婚して家庭を築いたり、結婚せず自由気ままな者もいる。ある者は弁護士や一流企業で活躍していたり、ある者は役者になっていたり大学教授になっていた。

 職業と学生当時のキャラクターが一致しない者が多い。中学当時と卒業後20年以上経った現在と比較するのは無理があるのだろう。

 もっともFacebookをやっていない者が多い。アウトロー系の中でも名前を検索してもFacebookはもちろん、ホームページ等にも出てこない者もいる。

 卒業後にキャラクターが変わったのか、それとも地道に堅実な人生を歩んでいるのか、それとも…

 学校と言うものは不思議なものだ。生まれた年度が同じというだけで、生まれも育ちもバラバラな生徒が同じ教室で同じ授業を受け、体育祭や文化祭、修学旅行に行ったりする。

 仲良しではないのに、普段の授業だけでなく各種イベントにみんなで参加する。こんなことは人生のなかでも小学校から高校の間だけだろう。

 そんなある意味特殊な環境にいたからこそ同窓生達がそれぞれの人生を歩んでいることに特別な感情を抱いてしまうのだろう。


 

今なら解るあいつの気持ち

2022-10-11 07:12:36 | 日記
 このブログで何回か言及していたが、クラゲ男はパワハラ気質の主幹と3年間仕事していた。彼は今年の春に定年まであと1年を残して早期勧奨退職した。

 このパワハラ主幹は仕事でクラゲ男に対してネチネチと指摘をしてきた。パワハラ主幹は糖尿病を患い週3回(途中から週2回)人工透析していた。

 もちろん人工透析の日は早退する。ただでさえ人手不足なのに週3回も早退されるから仕事の進捗に重大な影響が出ていた。

 また、主幹はほとんど仕事しない。パソコンに向かってある資料の新旧対照表を作っていた。主幹の上に課長がいたが、事なかれ主義なので注意しない。

 さて、こんなトンデモ職員が居なくなり清々していたところに、新卒の後輩が入ってきた。彼はいかにも現代っ子という感じで、立ち振舞いが社会人っぽくない。話し方も幼いし、細かいミスを繰り返す。

 まるで若い頃のクラゲ男を見ているみたいで、複雑な気分になる。優しく親身に指導していたが、彼の勤務態度は変わらない。なるべく彼の負担にならないよう電話も窓口も出るようにした。彼がデスクワークに集中できるようにするためだ。

 その時、ふと思った。「パワハラ主幹もクラゲ男に対してこんな気持ちだったのではないか?」

 パワハラ主幹が在職中にクラゲ男は仕事のミスが多かった。少し言い訳すると電話や窓口対応、業務がクラゲ男ひとりに集中していたから余裕がなかったのだ。だからといってミスはミスなので言い訳にすぎないが。

 パワハラは良くない。許されない。しかし、後輩の指導と言えど、教える側も人間だ。完璧な人間などいない。
なので、感情的になったり、あるいは若干の敵意に似た感情をもってしまう。これは仕方ない。

 クラゲ男はパワハラ主幹のように後輩に暴言を吐いたりしない。パワハラ主幹のような態度をとることは決してしない。しかしパワハラ主幹が退職して半年過ぎた現在、彼に向けてこんな気持ちを俳句風に伝えるだろう。

 あの時の あんたの気持ち よく解る 後輩もちて 指導してから