政権交代の予感

　今朝、窓を開けると雪が降っていなかった。雪の予報が出ていたので雪が好きなクラゲ男は少しガッカリした。

　朝食を済ませると散歩に出掛けた。朝食後の15分の散歩はルーティンだ。

　クラゲ男が働いている市役所で来月、市長選挙が行われる。現職は３期務めていて、４期目を狙っている。今までは有力な対抗馬が居なかったが、今回の選挙は違う。

　市議会議員で野党の立場で活躍している人物が名乗りを挙げた。年齢は若干40歳。現職市長とは親子ほどの年齢差だ。

　現市長は市民から人気がない。詳しくは書けないが、失政を重ねその責任転嫁する姿勢が市民の心を遠ざけているようだ。

　おそらく、現職が負けて新人が勝つ見込みだ。そうすると政権交代することになる。この政権交代で町は立ち直れるのか、否か？

　そんなことを道すがらボンヤリ考えていた。

糸の切れた凧

　昨日、急遽在宅勤務となった。詳細は書けないが、コロナの陽性者が出てしまったのだ。

　ヤル気の無いクラゲ男は不謹慎だが心の中で万歳三唱した。

　「多分、１０日間はお役御免だ。たっぷり遊ぼう」と目論んだ。早速、今朝は近所のすき家で朝からビールを飲んだ。帰宅して職場に業務連絡するとやることがなくなった。

　ぼんやりスマホを眺めると、婚活パーティーがやっているので急遽参戦することにした。

　１ヶ月以上剃ってなかった髭を剃り、近所のショッピングモールで新しい靴を買った。

　午後３時スタートのパーティーに参加した。久しぶりのパーティーで楽しかったが、カップリングは不成立だった。

　夕方、定時連絡を職場に入れた。なんと！在宅勤務は明日までらしい…

　「もっと休みをくれ」と言うのが本音だ。しかし、クラゲ男も税金で禄を食む小役人…指示には従わなければならない。

　さて、明日一日どう楽しむか…

あと288時間

　今日はクラゲ男の仕事始めの日だった。来客は少なく、仕事が捗った。

　

　パワハラ主幹とも口を利く事もなかったので平和だった。

　実はクラゲ男の天敵であるパワハラ主幹は今年度末で退職する。勧奨退職するのだ。パワハラ主幹は健康状態が悪く、週２日は早退している。

　計算したら、パワハラ主幹と仕事するのは288時間だった。日数に直すと12日間だが、残念ながらあと52営業日も顔を合わさなければならない。

　288時間なんて人生の中ではほんの一瞬だ。気楽にいこう。

　

やっと一段落…と思いきや

　仕事が一段落した…と思ったらとんでもないことが起こった。

　一言で言ってしまうと上司、申請者、上級官庁との三者からの板挟みにあってしまった…

　皆が皆、無責任なのだ。担当者であるクラゲ男が割りを喰うことになった。

　いつの世も担当者はツラい。

やっと一段落

　10月初旬から仕事が忙しくなった。クラゲ男は市役所の土木関係の部署で働いている。１０月のはじめから先月の終わりにかけて開発許可申請や建築許可申請が殺到した。

　クラゲ男は部署の中では古株なので仕事をたくさん振られる。許可申請は文書や図面の審査業務がメインだが、細かいチェックが必要で正確さと迅速さが求められる。

　大抵は申請者と上司、県の担当者からの板挟みとなる。かなりのストレスを感じたが、それも今日で全部終わった。

　今年もあと４営業日でお仕舞いだ。

疲れがピークを迎えたが、最後の力を振り絞って頑張るか…