今年のお盆休みは土日含めて9日間。長〜い!
どこも行く予定のない私にとっては、ですが。
結局、仕事も溜まるしね。。。
そんな連休初日にイオンモールへ。
天気がよかったし、こういう日の方がショッピングモールは空いてるだろうと。
予想的中! 比較的空いてました。
母も買い物したいということで久しぶりに二人で行きました。
朝11時からの映画観て。遅めのランチ、そして買い物と
時間的にもスムーズな流れで行けたので二人とも満足して帰ってきました。
休み中は韓国ドラマ「メリは外泊中」観てます。
韓国の俳優の中でも注目してるキム・ジェウクが出てるので気になって。
今日は昼から台風接近。何事もなく通り過ぎればいいけど。。。
〜☆〜☆〜☆〜☆〜
観に行った映画はコレ↓
数学で戦争をとめようとした男と、第二次世界大戦で沈没した戦艦大和の建造をめぐる物語。
今までにない数学という視点から描く“戦争”。
これは面白かった~!
戦艦大和の沈没シーンのド迫力、大和の結末をまざまざと見せつけられる始まり。
そこから遡って大和の建造に秘められた物語が紐解かれる展開になっていくのですが、
その時点で既にスクリーンに引き込まれてました。
そして満を持して菅田将暉くん登場。
何でも寸法を測らずにはいられない数学者・櫂、本人はいたって真面目なんだけど、
見ようによってはコミカルにも思えたり、なんだか憎めないキャラクターで、
櫂という人は本当に数学の世界で生きているんだなと思わせる役作りに感服。
その櫂とバディを組むことになった田中を演じる柄本佑もよかった。
最初は櫂を疎ましく思っていた田中が徐々に櫂に心を開いていく過程がすごく伝わってきて
本当にいいバディ感を醸し出してました。
この人も存在感ある役者さんですよね。
映画の山場は大和建造を決定する会議のシーン。
櫂の天才ぶりを菅田くんが見事に体現してたなぁ。
しかしあれだけの数式を黒板に書きながらの演技はほんとにすごかった。
加えて菅田くんの滑舌の良さ、素晴らしい!
そのシーンで一緒にいた橋爪功さんが山田洋次監督に菅田くんのすござを力説してたと
何かの記事で読みましたが、ベテラン俳優をも唸らせてたんですね。
でも櫂がどんなにがんばって大和建造をとめようとしても結局は建造され、
あの結末へと繋がっていくという虚しさ。
やっぱり軍人は戦争に突き進むしかないんですよね。
ラストはその虚しさが余韻として残り、あれだけのお金をかけても戦争は何も生まないことに改めて気づかされます。
あと、櫂は戦争をとめようとしていたんだけど、
大和の設計図を自分で手にした瞬間それを作りたいと思ってしまった。。。
そこがすごく怖いなと思いました。
戦力は持った瞬間使いたくなる、そんな魔力があることを見せたシーンは特に心に残っています。