萌ちゃんのひとりごと

里山暮らしの萌ちゃんが日々の暮らしの中で思うことを綴っています

立山は暑かった?

2018-04-28 18:54:28 | 旅行
山陽道・播但道・中国道・舞鶴道・北陸道→立山IC・・で、やっと最初の乗り物ケーブルカーの立山駅に到着
朝6:10発からここまで約8時間、昼食は窮屈な車内でお弁当を食べ、
ドライバーさん2人体制で、SAでのトイレ休憩もそこそこで走りに走ったのに、この状態(早々とグッタリ、ハア~)
「雪の大谷」見学の、1泊2日の旅は、まずは長時間、バスにカンヅメという難行からスタートした
やっと狭い空間から解放され、ケーブルカー、高原バスを乗り継いでホテルへ

今回は、春とはいえ2000m付近を移動する旅で
旅行会社からの前もっての案内でも、真冬並み服装を指示されていた
「準備しておけば安心なもの」の中には
手袋・マフラー・ホッカイロ・毛糸の帽子などなどがあった
現地のHPでも、同様な注意書きがあったので
取りあえず、冬衣装を準備した
もう、洗濯してしまってあったダウンベストや厚手のパーカー
手袋やマフラーも荷物に加えた

まずは立山駅標高475m、ここは長袖Tシャツの上に厚手のパーカーでOKだった
ケーブルカーで着いた美女平、標高977m
リュックの1番上にウインドブレイカーを置いて、いつでも着れるようにしていたが
そんなに寒くないし、そのまま高原バスに乗った

ホテルがある弥陀ヶ原は標高1930m、今度こそ上に重ね着しないと・・
と思っていたら、全然寒くない
すぐに観察会があるというので、パーカーを羽織っただけの状態で外に出た
4時過ぎから始まった観察会、5語前までかかったが
パーカーだけで大丈夫だった
(もう夕方なのに・・)

夜は、星空観察会があった
今度こそ、ダウンベストがいるだろうと思っていたら
それもTシャツの上にパーカーだけで大丈夫だった
(何時になったら、冬衣装が必要になるのだろう)

翌日は朝イチで「雪の大谷」、室堂へ行く
標高2450m、掲示板には「現在の気温2℃」とあるが、寒くない
パーカーでOK.雪の谷間を歩いているのに全然寒くない

大観峰でも、黒部平でも・・拍子抜けする位暖かくて、冬衣装などいらない
歩いていると、むしろ暑いぐらい
黒部平で昼食を食べた時は、みそ汁が卓上ガスコンロに用意されていた
コンロのそばでは暑くて、暑くて、食事もそこそこに外へ出た

アルペンルートを移動中は、自分の荷物は全部背負って歩く
リュックの中にダウンベストやウインドブレーカーを詰め込み
寒さに備えたが、結局、出番はなかった
重いリュックを背負い、乗り換えの駅の階段を上がったり下りたり・・
いい運動になったが、汗が出た

1度だけヒンヤリして、寒~っと思ったのは
黒部湖駅(トンネルの中にある)を歩いていた時
冷たい風が吹いていて、ブルッときたが
それもチョットの間だけだった

結局持って行った冬衣装は、袖を通すこともなく
家に帰ると、再びタンスの引き出しに戻した

気温は低いかもしれないが、体感は数字ほど寒さを感じない
やっぱり春、高いところでも春になっているのだと思った

旅日記、少しずつアップしようと思っています
良かったら、読んでください











一粒で二度おいしい

2018-02-22 21:58:16 | 旅行
「一粒で二度おいしい」というのは、あの有名なキャラメルのキャッチコピーだが、
私の場合、旅行は〈1回の旅行で4度は楽しもう〉と決めている

1度目は、旅行に行くまで・・
パンフレットを見て、興味があるところを色々調べ、ここぞという所を決める
目的地は同じでも、どんなコースなのか、どこに泊まるか、そして、何より料金はいくらかなどなど
色々比較検討し、〈よし、これにしよう〉と決めるまでの楽しさ
もう、半分くらい紙面上で旅行している気分
そのあとも、旅行の日が近づくと、ネットで色々検索して事前情報をゲットする
今回の北海道旅行では、毎日、流氷の状態や砕氷船の運行状況をチェックして
〈なんとか流氷が見られそうだなあ〉と、ちょっと安心していた
動画なんか見ると、もう行った気分(でも、やっぱり動画と実際は雲泥の差だったが)

2度目はもちろん実際に旅行している時
色々気がかりなことがあっても、旅行に出たら、取りあえず脇に置いといて
目いっぱい楽しむことに専念する
せっかくのチャンスなのだから、その時を大事にすることにしている

3度目は帰ってからの整理&記録
旅行から帰ってからの大仕事、大変だけど楽しい
写真を整理し、パンフレットやチケットを整理する
旅行の思い出は、HPにアップし、写真集を作り、忘れないうちに封じ込むことにしている
80歳、90歳になって、もしまだボケずにいたら、この写真集を見ながら、思い出に浸ろうと思っている

4度目は・・
TVの旅番組やニュースを見ている時、旅行に行った所が出たりすることがある
そんな時、一緒に行ったダンナと話が弾む
尾瀬が映ると、水芭蕉がほとんどなかったあの時の尾瀬ケ原を思い出して笑い
知床が映ると、爆弾低気圧で散々な目にあったあの時を思い出して笑い
もし、いつか砕氷船オーロラ号が映ったら、「流氷、すごかったなあ~、見えてよかったなあ~」と感動を蘇らせると思う
思い出を共有できる人がいることは、旅の楽しみを倍増してくれるような気がする

しがない年金生活の中で、大枚はたいて出かける旅行
〈行きました、帰りました〉ではもったいない
私はケチだから、〈一度の旅で、四度は楽しもう〉と決めている


札幌の街

2018-02-20 16:22:58 | 旅行
ご存知のように札幌の街は、京都と同じように碁盤の目のように作られている
「条」と「丁目」で簡単に場所が分かるようになっていて便利だ
町割りは大通公園にある札幌テレビ塔が基準になっている

テレビの定点カメラで見る大通公園は、テレビ塔が手前にあり
その向こうに公園がずーっと続いている映像だ
札幌の街が映るときはたいていこの画面だから、頭に刷り込まれている

普通、私たちは地図を見るとき、北は上、南は下と認識してみる
だから、札幌の街を頭に思い浮かべる時
「テレビ塔が南にあって、大通公園が北に向かって伸びているんだなあ~」と
私は確信していた。何の疑いも持っていなかった。疑う余地がなかった

札幌に着く前、ガイドさんが雪まつり会場の説明をしてくれた
「私がテレビ塔だと思ってください。そして、バスの通路を大通公園だと思ってください」
〈え~~、南と北が逆転するのか、ちょっとややこしくなってきたぞ~〉
ガイドさん、続けて「で、テレビ塔から西1丁目、西2丁目と続きます・・」
〈なに~なんで西~?、南に下がるんじゃあないん?〉
「雪まつりは大通公園西12丁目までの所でやっています。皆さんのホテルは11丁目ですよ」
〈方角が混乱して、何が何か全然わからんよーになった
で、バスは今、どっちに向いて進んでいるんだろう?〉

ダンナに聞くと、「よー分からん」と言うし・・
程なく、バスはホテルに到着、何かよー分からんうちに降ろされた
雪まつり見に行って迷子にならないだろうか
ホテルまで帰れるだろうか
すごく不安になってきた
が、ここからは自由行動だから、自分たちの責任で動くしかない

合点がいかぬまま、ホテルで一休みした後、取りあえず大通公園と思しき方向に行ってみた
人の流れに沿って行けば、何とかなるだろうと思って
その時もまだ、自分がどっちに向いて歩いているのか全然分からなかった
どうしても、頭の中で『テレビ塔が南』という概念が抜けない
自分の居場所が分からないって、すごく不安
方向や場所には強いと自負しているのに、なんでここは分からないんだろうと
少々落ち込み気味で雪まつり会場を回っていた

ふと、ガイドさんが言っていた言葉を思い出した
「大通公園は、北の官公庁と南の商業地域を分け、火災の時に防火帯となるように
こんなに広くしているんです」と言っていた言葉

〈そうなんだ、大通公園は東西道路なんだ、大通公園に立って
官公庁の方向が北、すすきの方面が南、なんだ〉
実際、大通公園に立って、札幌市役所の方に向くと
今進んできた方が、西だと納得できた
頭の中の地図と実際の地図が合致して、気持ちがストンと落ち着いた

「思い込み」というのは怖い
特に刷り込まれていたら、なかなか間違いに気づかない
頭は柔軟にしておかなければ・・と、よく分かった
それにしても、今回、札幌の街を歩くという機会に恵まれたから良かったものの
もし、なかったら、今でも『札幌テレビ塔は大通公園の南の端にある』と思い込んでることだろう



踊りの輪に入って

2018-02-15 14:21:07 | 旅行
アイヌコタンの「イコロ」でアイヌの古式舞踊を見た時
演目の最後に、踊り手の人が「北海道に来た記念に一緒に踊りましょう」と声をかけてくれた

これまでも、旅をした時に、「一緒に踊りましょう」と誘われたことは何度かあった
玉造温泉で、安来節を見学した時
徳島・白地温泉でで阿波踊りを見せてもらった時
高知では、商店街によさこい踊りを見に行った時
それぞれのところで、踊りの輪に誘われたけど
輪に入って踊ったのは、高知の時だけ
それも、友達が誘ってくれたから

いつの時も、どうしようかな~と、迷っているうちに踊りが始まってしまう
優柔不断な自分が嫌になるわ~

今回も五分五分の気持ちでいたが、エイ・ヤアーとばかり、1歩踏み出してしまった
自分の中で何がおきたのだろうと、つらつら考えてみるに
私一人が踊っても、踊らなくても、世の中、別に何も変わらないし
後になって、〈踊っとけばよかった〉と思うくらいなら、踊ろうと思ったから
「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃソンソン♪」というあの感じ
踏み出す前の1歩はとても大きく感じるけど
踏み出してみると、〈なあ~んだ、こんなもんか、大したことないじゃない〉
乗り越える壁を高くしているのも、飛び越える溝を広くしているのも自分自身
思い切って1歩前へ足を出した方が得だわ
〈持ち時間はどんどん少なくなっているんだから〉

でも、よくよく考えてみると
今回の場合、勇気を出したというよりも
単に年を取って、厚かましくなっただけかもしれないなあ~





北海道で何食べた?

2018-02-13 14:17:41 | 旅行
冬の北海道といえば、カニでしょうねえ~
他に、イクラ・ウニ・甘エビ・ホタテなどなど
「新鮮な海の幸がお待ちしてま~す」というようなキャッチコピーが
あちこちでみられたが
今回の旅行では、残念ながらカニは出なかった

女性にとって、旅行の大きな楽しみの一つは
「上げ膳据え膳」でご飯が食べられこと
準備も後片付けもしなくていいって、これはなによりのご馳走
「どんなものでもいいんです、食べさせてもらえるなら」という心境

ホテルの食事は、〈カニの食べ放題〉とかはなかったけど、豪華なものだった
とても家で提供できるようなものではなかった
珍しいものもいただいたし、本当においしかった

が、でもでも・・「この旅行で、一番おいしかったものは?」と、問われると
意外にも、雪まつり会場で食べた〈豚汁と焼きトウモロコシ〉なんです
続いては、旭川冬まつり会場で食べた〈味噌おでん〉
ダンナはその時、地酒の熱燗を飲んでいたが、それもグーだったそうだ

寒いイベント会場で、体が冷え切って、凍りそうだった
そんな時の暖かい食べ物は本当においしかった
味がどうのこうのと言うよりは、とにかく温まるものが最高のご馳走だ
冷えた体に、熱々の豚汁はおいしかった~
忘れられない味、温かさが体中に伝わっていく幸せ感
「ああ~おいしい~」と思わず言ってしまった

高級レストランの食事、行列ができる店の看板メニューが
必ずしもおいしいとは言えないと思う

草刈りした後、湯上りに飲む1杯のビール(これはダンナ)
山登りに挑戦して頂上で食べるおにぎり
今日のように寒い日に飲む甘酒
熱々の焼き芋・・などなど
どれも物凄いご馳走ではないけれど、思わず「おいしい~!!」と言ってしまう

ご馳走は値段じゃあないよねえ
今日も外は小雪が舞っている、寒い日だ
とっておきの甘酒でも沸かしましょうかねえ~