萌ちゃんのひとりごと

里山暮らしの萌ちゃんが日々の暮らしの中で思うことを綴っています

諦めなければできる

2018-02-27 20:05:00 | 日記
昨年11月、新しいPCを買った。Windows10を搭載したタブレット型のものだ
新しいPCを買おうと思ったきっかけは、自分の思い通りのHPが作りたかったから
新しいPCには、最新のホームページビルダーを入れてもらった

その日から、HPの作成に取り掛かった
が、これが手強かった。なかなか思い通りのものが作れない
納得はできなかったが、取り合えず、できあ上がったHPを公開してみた
その後も、何度も作り直しや変更を繰り返した
もうこれしか出来ないのなら、これであきらめようかと思った時
ふと、「ホームページビルダー21クラシック」を開いてみた
それまでずっと、HPを作るのに「ホームページビルダー21SP」を使っていたのだ

「HPB21クラシック」こそ、私が作りたかったHPを実現させてくれるものだった
なんでこれに気が付かなかったのだろうと情けなかったが
一つのことに集中すると、他に目が向かないのかもしれないなあと思った
それが、新しいPCでHPに取り組んでからほぼ1か月後
年内は、HP作りに夢中になった

中途半端な、納得のいかないHPを、「これでいいや」と諦めなくてよかった
あそこで諦めていたら、いまだに気の乗らないHPを嫌々続けていたかもしれない
いや、もうやめていたかもしれないなあ~

なんでもそうだが、諦めたらそこで終わり
何度も跳ね返されながらも、何とかならないかと粘る、粘る
きっとどこかに出口があると信じてあれこれやってみる
何気ないところにに解決の糸口があったりする
時間はかかっても、絶対できると信じる

できた時の達成感は、苦しんだだけ大きい
アドレナリンがバアア~~っと吹き出すようだ

これで取りつかれたようにPCと向かい合っていた狂気の日々が終わり
平穏な日常が戻ってくると思っていた
年が明けたら、日々の出来事をブログに綴りながら
ボチボチHPを拡充していこうと思っていたのだが・・・
新たな問題が発生、またまた狂気の日々が始まることになるのだが
それは、次回に書くことにしよう








よかった!!

2018-02-25 19:41:42 | 日記
LS北見のお嬢さんたち、やりましたね~
中継は見てなかったのだが、朝のニュースで知った
途中まで負けていたので、ダメかなあ~と思っていたが
粘りの逆転劇だった。最後の最後でスカッとする結果になって
本当に良かった。「銅メダル、本当におめでとう」と言いたい

ニュース速報で高木菜那選手の金メダルゲットも知り
こちらもスカッとするニュースだった
話題になってなかった種目だったので
ちょっとびっくりしたが・・・こっちも「おめでとう!」

で、北見のお嬢さん方のほうだが
さわやかでしたねえ~いつも笑顔で
カーリングという競技は、頭も体も使う競技で、
しかも試合時間が長い競技だ
緊張が長時間続くだろうと、思われるのに
彼女たちはいつも笑顔で、厳しい状況でも顔つきが穏やか
見ている方はハラハラドキドキなのに、全然動じているようにない

状況が悪い時に、精神的に落ち着いていられるというのは
なかなかできることではないと思う
私なんか、つい、顔に、態度に出てしまいがち
後から、まずかったなあと、反省するばかり
彼女たちは、人間ができているんだろうね
歳は若いのにご立派、少しでも見習わなければ・・

彼女たちの言葉「そだね~」も話題になっている
ゲームが白熱して、みんなすごくナーバスになっている時に
「そだね~」を聞くと、ふーっと肩の力が抜ける
「なんか、いけるんじゃない」と思ってしまう
〈苦しい時こそリラックス〉、分かっているけどなかなかできないことだ
そんな時、「そだね~」は魔法の言葉のように威力を発揮する

只今、我が家でも「そだね~」が飛び交っている
「ジャガイモ(種芋)、そろそろ買っとこうか」
「そだね~」
「西郷どん、晩までには見とかにゃ~いけんなあ~」
(先週、うっかり見逃して、再放送を録画していた)
「そだね~」

当分、「そだね~」で明け暮れそう






ピョンチャン五輪

2018-02-24 20:29:30 | 日記
冬のオリンピックも最終盤、明日は閉会式だ
2週間余りの間に、いろんな感動的なドラマを見せてもらった

オリンピックに出場するくらいの選手は
みんな、すごく練習して、鍛えて、限界以上に自分を追い込んでいる
孫と同じくらいの年頃の選手もたくさん出場している
世界の強豪を相手に、健気に頑張る姿を見ると、胸が痛む
浅はかなバアサン心で、「無理せんでええんよ」と思ってしまう
年齢などに関係なく、必死でチャレンジしている若者に本当に失礼なことだ

みんな、自分の持てる力を出し切ってよく闘った
残念ながらメダルを取ることができなかった選手もいる
が、全力を出し切ったのなら、拍手・拍手・拍手!!である

オリンピックで、たくさんの感動的なシーンを見たが
中でも強く心に残ったのは、ノルディック複合の渡部選手と
カーリング女子のLS北見の面々

渡部選手は、オリンピック直前に
ろっ骨を折るというというアクシデントに見舞われていたという
そんな様子は微塵も感じさせない闘いぶりで
ノルディック複合、ノーマルヒルで見事に銀メダルを獲得した
その後の試合では、メダルを逃したが、言い訳めいたことも言わず
自分の力のなさだとコメントしていた

団体の距離で、3番目の選手が少し遅れ
その責任を感じてか、試合後、涙を流していた時も、肩を叩いてフォローしていた
「大丈夫、大丈夫、気にするな」とでも言っていたのだろうか
敗れはしたが、さわやかな気持ちにさせてくれた

勝負の世界だから、勝たなければ意味がない、という意見もある
分からないでもないが、「勝つだけがすべて」とは思わない
後味悪い勝ち方は、やはり気持の良いものではない
あまりスポーツに関心がない私でも、人としての有り様には関心がある
渡部選手の態度には、学ぶべきところがたくさんあった

死力を尽くして闘い勝利した姿は、確かに感動的だし
それを見て、「私も頑張ろう~」と思った人はたくさんいたと思う
けど、負けはしたが、相手の選手をたたえる言葉が出る選手ってすごいと思うし
「人としての立派さ」を感じる。少しでもそこに近づきたいと思う

言うのは易しいが、実行するのはなかなか難しいことだ
そういう大きな心を持てたらいいのにと、渡部選手を見ていて思った

LS北見のお嬢さんたちの話は明日にしよう
今夜、3位決定戦を闘っているはずだ
頑張れ!!最後の試合だよ


一粒で二度おいしい

2018-02-22 21:58:16 | 旅行
「一粒で二度おいしい」というのは、あの有名なキャラメルのキャッチコピーだが、
私の場合、旅行は〈1回の旅行で4度は楽しもう〉と決めている

1度目は、旅行に行くまで・・
パンフレットを見て、興味があるところを色々調べ、ここぞという所を決める
目的地は同じでも、どんなコースなのか、どこに泊まるか、そして、何より料金はいくらかなどなど
色々比較検討し、〈よし、これにしよう〉と決めるまでの楽しさ
もう、半分くらい紙面上で旅行している気分
そのあとも、旅行の日が近づくと、ネットで色々検索して事前情報をゲットする
今回の北海道旅行では、毎日、流氷の状態や砕氷船の運行状況をチェックして
〈なんとか流氷が見られそうだなあ〉と、ちょっと安心していた
動画なんか見ると、もう行った気分(でも、やっぱり動画と実際は雲泥の差だったが)

2度目はもちろん実際に旅行している時
色々気がかりなことがあっても、旅行に出たら、取りあえず脇に置いといて
目いっぱい楽しむことに専念する
せっかくのチャンスなのだから、その時を大事にすることにしている

3度目は帰ってからの整理&記録
旅行から帰ってからの大仕事、大変だけど楽しい
写真を整理し、パンフレットやチケットを整理する
旅行の思い出は、HPにアップし、写真集を作り、忘れないうちに封じ込むことにしている
80歳、90歳になって、もしまだボケずにいたら、この写真集を見ながら、思い出に浸ろうと思っている

4度目は・・
TVの旅番組やニュースを見ている時、旅行に行った所が出たりすることがある
そんな時、一緒に行ったダンナと話が弾む
尾瀬が映ると、水芭蕉がほとんどなかったあの時の尾瀬ケ原を思い出して笑い
知床が映ると、爆弾低気圧で散々な目にあったあの時を思い出して笑い
もし、いつか砕氷船オーロラ号が映ったら、「流氷、すごかったなあ~、見えてよかったなあ~」と感動を蘇らせると思う
思い出を共有できる人がいることは、旅の楽しみを倍増してくれるような気がする

しがない年金生活の中で、大枚はたいて出かける旅行
〈行きました、帰りました〉ではもったいない
私はケチだから、〈一度の旅で、四度は楽しもう〉と決めている


札幌の街

2018-02-20 16:22:58 | 旅行
ご存知のように札幌の街は、京都と同じように碁盤の目のように作られている
「条」と「丁目」で簡単に場所が分かるようになっていて便利だ
町割りは大通公園にある札幌テレビ塔が基準になっている

テレビの定点カメラで見る大通公園は、テレビ塔が手前にあり
その向こうに公園がずーっと続いている映像だ
札幌の街が映るときはたいていこの画面だから、頭に刷り込まれている

普通、私たちは地図を見るとき、北は上、南は下と認識してみる
だから、札幌の街を頭に思い浮かべる時
「テレビ塔が南にあって、大通公園が北に向かって伸びているんだなあ~」と
私は確信していた。何の疑いも持っていなかった。疑う余地がなかった

札幌に着く前、ガイドさんが雪まつり会場の説明をしてくれた
「私がテレビ塔だと思ってください。そして、バスの通路を大通公園だと思ってください」
〈え~~、南と北が逆転するのか、ちょっとややこしくなってきたぞ~〉
ガイドさん、続けて「で、テレビ塔から西1丁目、西2丁目と続きます・・」
〈なに~なんで西~?、南に下がるんじゃあないん?〉
「雪まつりは大通公園西12丁目までの所でやっています。皆さんのホテルは11丁目ですよ」
〈方角が混乱して、何が何か全然わからんよーになった
で、バスは今、どっちに向いて進んでいるんだろう?〉

ダンナに聞くと、「よー分からん」と言うし・・
程なく、バスはホテルに到着、何かよー分からんうちに降ろされた
雪まつり見に行って迷子にならないだろうか
ホテルまで帰れるだろうか
すごく不安になってきた
が、ここからは自由行動だから、自分たちの責任で動くしかない

合点がいかぬまま、ホテルで一休みした後、取りあえず大通公園と思しき方向に行ってみた
人の流れに沿って行けば、何とかなるだろうと思って
その時もまだ、自分がどっちに向いて歩いているのか全然分からなかった
どうしても、頭の中で『テレビ塔が南』という概念が抜けない
自分の居場所が分からないって、すごく不安
方向や場所には強いと自負しているのに、なんでここは分からないんだろうと
少々落ち込み気味で雪まつり会場を回っていた

ふと、ガイドさんが言っていた言葉を思い出した
「大通公園は、北の官公庁と南の商業地域を分け、火災の時に防火帯となるように
こんなに広くしているんです」と言っていた言葉

〈そうなんだ、大通公園は東西道路なんだ、大通公園に立って
官公庁の方向が北、すすきの方面が南、なんだ〉
実際、大通公園に立って、札幌市役所の方に向くと
今進んできた方が、西だと納得できた
頭の中の地図と実際の地図が合致して、気持ちがストンと落ち着いた

「思い込み」というのは怖い
特に刷り込まれていたら、なかなか間違いに気づかない
頭は柔軟にしておかなければ・・と、よく分かった
それにしても、今回、札幌の街を歩くという機会に恵まれたから良かったものの
もし、なかったら、今でも『札幌テレビ塔は大通公園の南の端にある』と思い込んでることだろう