こんにちは!木育工房日記をご覧いただきありがとうございます。
ただ今うんていを2台製作中です。
こちらが木作りした材料です。熊本県産ひのき(3面無地)を使っています。
ほぼ節のない綺麗なヒノキです。節があるところは埋め木処理をしています。
墨付けしたら加工です。丸棒の穴開け、ほぞ加工、欠き取り、面取り、磨きなど。
いくつもの行程を経て部材が完成します。
ステップ お子様が足をかける部分は滑らないように丸棒ではなく角材を面取りして使用しています。
ほぞを作る事で柱の穴にしっかりと打ち込む事ができ、強度が増します。揺れの軽減にも繋がります。
筋交い(すじかい)揺れ防止の為のパーツです。見た目をよくする為に丸く成形しています。
握り棒も一本一本削って作ります。
材料は堅木のヨーロピアンビーチ(ブナ)です。とても堅い木なので握り棒には最適です。
うんてい桁の穴に対してしっかりほぞが効くように0.1mmの精度で作ります。
5種類の握り棒をこれ1台で作るので、機械の調整は特に慎重に時間をかけて行います。
また握り棒の安全耐荷重はこのように設定しています。
(実験ではこれ以上の荷重をかけても折れる事はありませんでした)
にぎり棒 直径28ミリ 100㎏
にぎり棒 直径23ミリ 50㎏
にぎり棒 直径19ミリ 30㎏
にぎり棒 直径16ミリ 10㎏
突起 直径30ミリ 150㎏
こちらは柱に取付ける突起を面取りしているところ。
この後一つ一つ磨きます。
部材が揃ったらいよいよ組み立てです。続きはまた次回!
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