お店を決めずに行ってしまったのですが、天気はあいにくの雨。
以降と思ったお店は残念ながら満席で、雨の中探すのも嫌なので、客引きの勧めるままに入店してしまいました。
正直な感想は「うーん、多分こぎれいで食べ物も良さそうだけど、多分高いだろうな。まっ良いか。」って感じです。
お店はSLのすぐ裏にある、下から上まで居酒屋のビルの2階にある「八吉」。
お魚の品ぞろえが自慢のようですが、中でも「のどぐろ」が看板の様子。
まずは飲み物オーダー後に、お通しを選ばせてくれますが、カニみそを選びました。
少しカニの身が混じっていて、カニの風味の中に甘さを感じます。
お通しにしては贅沢ですが、日本酒が欲しくなるな・・・。
一品目はやはり健康のためにサラダをオーダー。
豆腐とじゃこのサラダです。
そして、お造りはお勧め八品盛り。
看板ののどぐろも含んでいると聞いてオーダーしましたが、ヒラマサ、石鯛、ヒラメ、真鯛にサワラなど。
良いところが揃っています。
石鯛なんかはそうそう食べられませんからね。
続いては早く出てくるお勧め料理ということで、子持ち昆布の串揚げをオーダー。
マヨネーズに鰹節と、ちょっと意外な取り合わせですが、これが結構合うんです。
ガブリとかじると、中はまんま子持ち昆布です。
プチプチした食感に軽い塩味と磯の香り。
それにマヨネーズと鰹節が出会って、適度にジャンクで適度に上品。
絶妙ですね。
最近の創作系居酒屋の提案になりつつある、クリームチーズの粕漬です。
うむ、これも何気に日本酒で行けそうな感じですが、一方で洋風さも合わせ持つ不思議な味です。
抹茶塩、塩、わさび、梅と異なるフレーバーで頂けるのも面白いです。
続いてはオーソドックスにさつま揚げ。
二種類あって、一方には野菜が入っていたりして栄養バランス的にもOKです。
このお店は、その日の仕入れで良いものがあったらケースで実物を見せてくれ、お勧めの調理法なども提案してくれます。
そんなの見せられると、一尾くらいはオーダーしたくなっちゃうじゃないですか。
というわけで、八点盛りに続くもう一つのメインディッシュはイサキの塩焼き。
粗塩で味付けしただけの白身魚ですが、野趣あふれる感じで非常に美味しいです。
ラストは蕎麦。
まあ、この蕎麦はさほど美味しいというわけではないですが・・・。
お酒の品揃えも良くて、普段飲めないものを良い感じでくいくい行ってしまいましたね。
おかげで、食べたものよりもお酒の値段のほうが全然高くて、結構驚く会計になっていましたが。
美味い肴にレアな酒で、何かの贅沢をしたいときにはお勧めですが、常連になるには少し敷居が高い感じでしょうか。
