鶏ガラとかつおのWスープの出汁に、とろとろの豚軟骨、そして「おやし」と呼ばれている豆もやしにキャベツなど、野菜が入るのが特徴なのだとか。
あ、あと馬鹿デカい餅巾着に「おやし」などの野菜が入っているのも特徴だそう。
お店によっては、アスパラやブロッコリーなどの緑色野菜も入るのだとか。
ふむ、それなら作れそうなので再現してみましょう!
まずは鶏ガラの出汁を取ります。
月に二回はやっているので慣れたものですw。
続いてはかつお出汁。
これも、おでんを2か月に1回は作っていますのでw。
2つの出汁を1リットルずつブレンドした状態です。
塩で味付けして、これがベースになります。
これだけだとあっさりした味なのですが、具を煮込むことでいろいろな味が加わって深みのある美味しい出汁に変わっていきます。
近所のスーパーで手に入る豚軟骨です。
これをさっきの鶏ガラスープの残りに入れ、圧力鍋で圧をかけます。
20分ではトロトロまでいかなかったので、もう20分圧をかけ、さらに30分ほど弱火で煮込んでようやくトロトロになりました。
根菜は大根とニンジン、練り物はつみれとちくわ、結び糸こんにゃく、戻した干し椎茸、がんも、タコ、卵などを順次入れて、20分ほど煮込んだら、ちくわぶと自家製の餅巾着、豚軟骨などを入れ、火を止めて余熱で味をしみこませます。
夜になって再度温めなおし、キャベツ、おやし、アスパラを軽く煮たら完成です!
しっかりと、おたし・アスパラ・キャベツが入っています。
餅巾着は、本場では馬鹿デカいらしいのですが、お腹がパンパンになっちゃうので普通サイズで作りました。
カットした餅と戻した干し椎茸の薄切りを入れています。
豚軟骨は形を保ちながらも良い感じでとろける食感に。
しっとりほぐれる肉にもあっさり出汁の味が染みて良い感じです。
で、お酒はやはり日本酒でしょう!
東京の地酒「澤乃井」の純米吟醸が手に入りました。
フルーティで後口すっきり、おでんのような優しい味の料理にピッタリです。
宮崎風おでんなら芋焼酎なのかもしれませんが、やっぱりおでんには日本酒を合わせたいですよね。
宮崎の日本酒は多分探すのが大変なので、あえて地元東京のにしてみました。
「おやし」は出汁の上で軽く熱を通しただけなのでシャキシャキです。
食感が良いですね。
アスパラも同様にさっと加熱しただけ。
ですので、出汁が染みている状態ではないのですが、ブロッコリーだと粒粒の隙間に出汁が絡んでくれるかもしれませんね。
でも、これはこれであっさりして美味いです。
具や味付けの工夫で違った感じになるのがおでんの奥深さですね。
醤油で真っ黒だったり、味噌ダレをつけて食べる地域もあったり、面白いです。
今後はほかの地域の味も取り込んでみたく思います。
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