真栄田の一里塚は、琉球王府時代から明治時代にかけて設置された、主要道(宿道)に立つ旅人の道程の目印です。この一里塚は、木陰で休憩できるように榎や松が植えられていました。恩納村内にはかつて5か所の一里塚があったとされていますが、現存しているのは真栄田の一里塚と、ここから一里離れた仲泊の一里塚のみとなっています。沖縄県内で一里区間を示す2か所の一里塚が残っているのは珍しく、貴重な交通遺跡といえます。平成3年12月5日に村指定文化財に指定されました1。
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