momoari note

日々の色んな事と、地元の奈良のコトかいていきます。

お世話になった人とのお別れ

2015-10-19 06:06:00 | 日記
昨日は、仕事でお世話になった人とお別れしてきました。
土曜日の夕方、亡くなられたようです。

今から一年前、その人はガン宣告をされました。
普通の会社の健康診断では、なかなかガンは発見されないし、わかったときにはステージ4だったようです。

初めは自分の自覚症状で病院に行き、発覚しすぐに延命治療を行いました。
初めは年齢も若いし、数ヶ月とみられていました。
しかし、彼は一年生きることが出来ました。
この一年は、会社の理解もあり、本人のなるべく働きたいという意思もあり、体調のいい日は無理をしない程度に働いていました。
もちろん抗がん剤治療もしていたので、帽子をかぶり見た目にも自分なりに配慮されていました。
旅行にも行っていたし、自分なりに残された命をきちんと生きていたようです。

働いていた姿を思い出すと、本当にこの人は病気なのかな?と思うほど。
よく動いてました。
でも、見えないところでどんどん体は蝕まれていき、リンパにまで転移していったそうです。

そして、この2ヶ月くらい姿を見ることはありませんでした。
ついなくなる前日も、その人の話を職場で話してました。
最近見ないけど、大丈夫かなぁ…て。

その矢先の、訃報で。
その方の後任としてきた上司から、LINEで亡くなられたそうですとメッセージがきて読んだときは、しばらくビックリして混乱してました。

そして昨日の夜、職場の人たちと一緒に、お通夜に参列しました。
異動したかつての上司の話によると、通夜式前にお母様とお話しした時の話で…
亡くなる2時間前までは、入院先の病院でお母様が自宅に帰られるときに「気を付けて帰りや」とお話ししてたそうです。
その後、苦しむこと無く亡くなられたそうです。
あたしは職場で、病気が発覚前に苦しそうな姿を見ていたので、亡くなるときくらい苦しまずに…と思っていたので、少し気が楽になりました。
でも、残されたご両親はとても辛いと思います。
年老いた自分達より、早く旅立つのですから。

あたしはずっと思い出せなかったけど、最後にどんな会話をしたか思い出した。
最後に会ったときお疲れさんと帰り際に言われたので、「また体調良かったら、来てや!」と言った。
それは叶わなかったけど、きっと体の苦しみから解放されたんだろうとおもう。
一年間ずっと治療して病気と向き合ってきたんだし、本当にお疲れさまでした。
ゆっくり休んでほしいです。



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2 コメント

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Unknown (saiya24)
2015-10-20 12:27:41
本当に人生は何が起こるかわかりませんよね。
私も先日仕事仲間が病気で亡くなりました。
まだまだ若くこれからだろうという矢先で、、
年を重ねると今までは考えもしないことをいろいろ考えされられる事にあらためて気づかされますね。。。
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Re:Unknown (momoari88)
2015-10-20 13:30:16
saiya24さん

亡くなったと上司は一度異動したりしてたので、トータルすると約四年一緒に働きました。
年齢は50過ぎで、まだ頑張れる年齢でした。
本人もショックだったでしょうが、あたしたち周りの人間もショックでしたね。
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