年齢を経ると眉間のシワが気になると、多くの方が相談に来院されます。
眉間にシワを寄せる癖があると、いつの間にかくっきりとした溝が出来てしまい、毎日鏡を見るのが嫌になってきます。
中には、ご主人に「いつも、寝ているときにも眉間にシワを寄せているぞ!」と言われて慌てて来院される例もあるぐらいです。
眉間のシワは、トートラの解剖学図の中の皺鼻筋と呼ばれる筋肉が大きく影響を及ぼしています。この筋肉を多く使って表情を豊かに喋られる方は、徐々にシワが深く刻み込まれていくのです。
眉間のシワ治療としては、主としてボトックスやヒアルロン酸などの注入剤を用います。
ボトックスは、この皺鼻筋の筋力を弱めシワを浅くしたり、それ以上に深くならないように予防する効果があります。
シワが深く刻み込まれている場合には、さらにヒアルロン酸などの注入剤を追加して治療を行います。
鼻のシワは、鼻根筋の作用が強い方に多く見受けられます。
この部分のしわは、ボトックスで治療を行います。
(トートラ 人体解剖生理学 原書6版)
顔の表情筋は、トートラの人体解剖生理学の図をみても解るように、非常に複雑に構成されており、様々な表情を表現出来るようになっています。
顔の解剖は、形成外科医の基礎中の基礎ですのでとても得意な分野です。
最近は、顔トレーニングなども話題になっていますが、今後もこの表情筋と治療について説明していきますので楽しみにしていて下さい。
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