お顔に限らず身体にも「できもの」が出来たとき、キズアトが綺麗になるように取り除いてほしいと誰もが思います。
形成外科専門医は、手術だけでなく術後のキズアトのフォローアップも徹底的に行います。
□形成外科手術の基本的な考え方
出来るだけ小さく目立たないキズアトで、取り除きたい・・・。形成外科専門医の手術は、シワ沿ったキズアトの方向を緻密に計算したデザインや無理のない丁寧な縫合技術で安心です。
○皮膚切開のデザイン
皮 膚の切開線は、キズアトが必ず皮膚のシワのラインと平行になるように決めることです。これは、術後のキズアトに皮膚の緊張がかからず、幅の広がりを最小限 に抑えることができるからです。また、できものによっては、紡錘形にデザインを行うこともあります。手術を行うときには、時間をかけて慎重にデザインを行 います。形成外科医のデザインセンスも問われるところです。
特にお顔のしわのラインは、表情によって変化するため正確に方向を見極める必要があります。
○皮膚切開の角度
術 後のキズアトの広がりを最小限に抑える2つ目のテクニックは、皮膚を切る角度を心持ち内側斜めにする事です。これは、皮膚が縫い上がった時点で、キズアト が少し盛り上がったようにするためです。この盛り上げは、縫合する部位によって盛り上げる大きさを変化させる必要があります。顔は、あまり強く盛り上げる 必要はありません。一般的には、術後3~6ヶ月程度で、盛り上がりが平坦になるのが最良の真皮縫合です。
○皮下剥離(アンダーマイン)
皮切した皮膚は、そのままだと簡単によせられないため、皮下剥離を行い皮膚の緊張を解きます。剥離の層と範囲は、部位と血行を考慮して慎重に行います。
○真皮縫合
真皮縫合を行うには、創面を愛護的に扱う必要があります。そのために、針付きナイロン糸や皮膚を2点でつかむフックセッシなどの道具を用います。フックセッシは、先端が細くなって2点で皮膚を掴む特殊な道具です。
形成外科な基本縫合は、2層縫合です。まず、皮膚の内側で1回縫合をしたうえで、皮膚の外側を縫合します。皮膚の中縫いは、透明な糸を使用しこの糸は基本的に抜糸をしません。この糸が、残っているので皮膚表面の糸を早く抜糸できるからです。
また、この段階で皮膚の表面がぴったりと合っていることが絶対条件です。皮膚表面に段差が出そうなときは、糸をかける量や深さを微調節します。皮膚表面の糸は、黒い糸で縫合し、だいたい4~5日目には抜糸を行います。
皮膚の内側の糸は、透明な糸を用い抜糸はしません。皮膚の内側の糸を残すことで、皮膚の外側の縫合糸を早く抜糸することができかつ抜糸した後も傷が広がりません。形成外科専門医は、きれいに方法する高度な特殊技術を持っているから安心して治療を受けることができます。
○ドッグイヤーの修正
創縁の両端には、大なり小なりドッグイヤーという皮膚の隆起が生じます。ドッグイヤーは、できる限り修正を行った方が良い仕上がりになります。しかし、修正をしすぎるとキズアトが延長してしまうので適度に行うことが理想です。
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