○やけどの特徴
ストーブに触る、茶碗の湯をこぼす、ポットの湯がかかる、熱湯の浴槽 内へ転落する、火遊びをして衣服に引火する、湯たんぽなどでジワジワと皮膚に損傷を及ぼす低温熱傷など、生活する周囲にはやけどの危険がいっぱいです。ま た、初期の不十分な治療が原因で、身体にキズアトを起こすようなことがあれば一生悔やむことになります。ヤケドをしたら、放置せずすぐに、形成外科専門医 を受診してください。
やけどは、深さ・面積・部位や・年齢・受傷時の健康状態によって重傷度が決まります。同じ条件であれば、乳幼児や高齢者が、また、熱傷が深く面積が広いほど、重症ということになります。
皮膚のどの部分にまで火傷を負っているかによって、”やけど”の深さは3段階に分けられ症状をそれぞれ違っています。
1度熱傷(表皮熱傷):やけどの部分に水泡(水ぶくれ)ができてないぐらいの浅めのやけど。皮膚の赤みと軽い腫れ、ヒリヒリする感じがあります。
2度熱傷(真皮熱傷):やけどの部分に水泡(水ぶくれ)ができ、全体的に赤みとヒリヒリとした痛みを感じます。水疱からは、黄色透明な体液がにじみ出します。
3度熱傷(皮膚全層熱傷):皮膚が黒く炭化していていたり、白く冷たくなって血のめぐりが悪い状態です。神経も熱で壊されているため、やけどの部分に痛みは感じません。
○当クリニックにおいては、キズがより早く綺麗になおるように湿潤療法(潤い療法)を行います。
医療用の ハイドロコロイドゲル を使用してキズを湿潤な状態で治します。当クリニックでは、傷の程度や状況によりますがほとんどの場合において乾かさずにハイドロコロイドゲルで密封閉鎖療法を行ってキズの創傷治癒促進能力を促進させます。
受傷してすぐのやけどの状態
○約2週間でやけどが徐々に治ってくると、次のステップに入ります。
キズの治療が順調に経過すると、約2週間で皮膚が再生して、ほんのり赤みをおびたキズアトに変わります。このキズアトは、トラニラストの内服とヒルドイドなどの外用薬で6ヶ月ぐらいかけて徐々に残ることなく消えていきます。
潤い療法を行い2週間後の状態
やけどの積極的な「潤い療法」は、やけどをキレイにより早く治すのに役立つ治療です
安心と信頼、丁寧な
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