にしやま形成外科皮フ科クリニック、形成外科専門医:西山智広

東京銀座と名古屋栄で2クリニック。美容外科・形成外科・美容皮膚科・皮膚科治療から予防医療まで、分かり易く説明します。

母斑細胞性母斑(黒あざ)の形成外科手術について。にしやま形成外科皮フ科クリニック!

2014年12月24日 | 母斑細胞性母斑(黒アザ)

母斑細胞性母斑は黒いいろのあざです。

 

大きさは、ほくろと呼ばれる小さなものから、
比較的大きなものまで様々なタイプがあります。


母斑には、時に太い毛が生えていたり
表面がイボ状になっており
周囲よりやや盛り上がっていることもあります。

 

 

 

大きな母斑では、
皮膚の悪性度のできものが
発生することがあるので
専門医のチェックが必要です。



小さなほくろは、
局所麻酔をして
炭酸ガスレーザーで
簡単に削り取る治療を行います。

 

 

比較的大きな母斑あるいは
足底、手掌など悪性化の可能性のあるものの場合は、
原則的に手術により切除.縫合術を行います。



手術は、皮膚のシワのライ ンに合わせ
母斑を紡錘形に切除し、
皮膚を丁寧に縫い合わせる方法をおこないます。


取り除いた母斑は、
病理検査を行い取り切れているか
悪い細胞はないかを調 べます。

 

手術の場合には、
傷痕は一時的に線状に赤くなりますが、
6ヶ月~1年ぐらいのフォローアップ治療を
おこなうと徐々に目立たなくなります。


できるだけきれいな傷跡のためには、
治療後のテーピングや遮光といった
アフターケアが大変重要になります。

 

大きい母斑の場合は、
一回で皮膚を縫い寄せるのが難しいため、
分割切除という2、3回に分けて
少しずつ切除する方法を選択します。


この場合には、1回ごとの治療に
6ヶ月から1年ぐらいの間隔をあけます。

 

 

形成外科的治療は、
美容的な配慮とともに、
瘢痕をできるだけ最小限にする努力が
できるように治療計画を立てます。

 

黒あざの治療でお悩みの方は、お気軽にご相談下さい。

 

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