にしやま形成外科皮フ科クリニック、形成外科専門医:西山智広

東京銀座と名古屋栄で2クリニック。美容外科・形成外科・美容皮膚科・皮膚科治療から予防医療まで、分かり易く説明します。

粉瘤が、どこに受診をしたら良いのか・・形成外科。にしやま形成外科皮フ科クリニック!

2014年11月25日 | 粉瘤(皮様嚢腫)

元々しこり(粉瘤)あって最近急に痛みだした。


粉瘤は、表皮膿腫、アテロームとも言い、
皮膚の毛穴の奥で袋を作ってしまい、
中に老廃物や皮脂が溜まったできもの
のことを言います。

 

 

耳のまわり、耳たぶ、鼠径部、背中など
毛穴がある所はどこに出来ても
おかしくないできものです。

 

 

 

自然に小さくなる事もありますが、
少しずつ大きくなって目立ってくる事が
ほとんどです。

 

 

また、突然赤くなって腫れ、
痛みが出て粉瘤のまわりに
急に化膿、炎症を起こす事もあり、
はじめて気がつく事もあります。

 

 

化膿をしてしまったときは、

 



抗生剤の内服と、
局所麻酔をして切開排膿し、
膿を出します。

 

 

 

切開排膿後は、
中から膿が出なくなるまで
局所の消毒洗浄を行います。

 

 

 

化膿していない場合には(化膿が治ってから)

 

局所麻酔下で粉瘤を袋ごと取り出す手術を行います。

 

 

お顔などの部分は、
小ホールによる摘出術も考慮に入れます。

 

 

 

 

粉瘤に気づいたら、なるべく小さいうちに取り除いておく方が良いでしょう!

 

 

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